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次世代の幹部候補として課題に挑む! 〜新卒研修リポVol.3〜

こんにちは、4月にコロプラの総合職として入社しました、もえ姉です! 大学時代は建築を専攻して「人を楽しませる空間の面白さ」について学んでいました。
今回は新卒研修リポートということで、「スーパージェネラリスト」を目指すコロプラの新卒総合職が研修でどんなことをしたのか、ご紹介したいと思います。

そもそもコロプラの総合職って何やるの?

コロプラの総合職は、次世代の経営幹部候補として位置づけられ、「海外事業展開」「新規事業立案」「経営戦略立案」「M&A」「マーケティング」「ビッグデータ解析」などを通してゲーム開発以外の「会社づくり」の根幹に携わるポジションです。

そんな新卒総合職の研修内容は、大きく分けると「全体研修」と各部署の業務理解をするための「職種別研修」の2つになります。今回私は特に印象に残った「職種別研修」の経営企画部戦略グループの研修で体験したことや学んだことについて詳しくリポートしたいと思います。

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「答えのない課題」に挑んだ2日間

経営企画部戦略グループでは2日間の研修が行われました。

【1日目】
・仕事内容や役割についての講義
・有価証券報告書から経営戦略を読み解く実践ワーク

【2日目】
1日目のワークを踏まえた経営戦略実践ワーク「コロプラグループの今後の経営戦略を考えよ!」

7チームに分かれて「コロプラグループが成長するために必要な経営戦略とは何か」という言わば答えのない課題に向き合い、自分たちの知恵を絞りつつ先輩方から適宜アドバイスをいただいて、答えを導き出していきました。出会って間もないメンバー同士でありながら、議論はかなり熱いものに......。本当に、時間があっという間に過ぎていきました。最終的にまとめたアウトプットは以下の評価基準で採点され、各チームの総合点によって順位を競いました。

将来性:将来、成功する見込みはどのくらいあるのか。
実現性:施策を推進するために必要な資源をもっているか。
論理性:プレゼン内容に論理の破綻や飛躍はないか。
表現力:聞き手を惹きつける魅力的なプレゼン・施策であるか。

発表では、「企業価値=IP(知的財産)」と捉えてIPに特化した施策を立てたチーム、事業領域拡大を狙ってM&Aを考えたチーム、「企業の価値=人」と捉えてノウハウ蓄積のために組織体制変革を提案したチーム、災害時のリスク分散として支社設立を考えたチームなど、本当に様々な「答え」が生まれました。

ちなみに採点者は、他チームの新卒総合職の同期たちと経営企画部の方で、合計30名ほどでした。また、新卒同士はお互いの採点結果が見える採点方法だったので、より緊張感のある最終発表になりました。

コロプラの総合職では、このような言わば「答えのない課題」について答えを導かなくてはなりません。常に頭の回転を止めないような3か月の研修は、正直楽ではありませんでした。しかし、その分得られるものは大きく、一連の研修が終わったときの充足感や成長した実感は計り知れないものだったと言えます。入社時に想像していた3か月後の自分の姿より、ものすごく早いスタートダッシュを切れたのではないかと思います。

私は大学時代に経営学を学んだこともなく、「経営戦略」と聞くとそれだけでなんだかすごいもの、自分とは遠い存在のものだと思っていました。しかし研修を通じてわかったことは、「会社の根幹である"経営戦略"について考える」と聞くと大きく聞こえますが、実際は「コロプラの今の課題ってなんだっけ? 売上ってどうしたら上がるんだろう?」というように課題を細分化して本質を探っていくことによって、大きな課題から身近な課題に近づいていくということです。経営の知識がない私でも、最終的に「答えのない課題」について「答えを考え抜く」ことが大切なのだと気づきました。

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多彩なメンバー、考え抜かれた実践ワークから学んだ3つのこと

毎日先輩方によって考え抜かれたお題に向き合うことで、多くの知識を吸収し、アウトプットする力を身に付けた3ヶ月間。気づいたことが3つあります。

ひとつ目は、1年または2年上の先輩がすでに会社の中枢に立ち、それぞれの部署で活躍していることです。どの部署においても入社年次に関係なく活躍している先輩方の姿を見ると、自分も早く追いつきたいと身が引き締まります。

ふたつ目は、コロプラの総合職には「想像力」が求められているということです。言わば答えのない課題に対して想像する力、クリエイターとコミュニケーションをとるために相手の立場を想像する力がいろんな場面で求められ、私たちは研修でその想像力を高めていくために必要な基礎の部分を身に付けたのだと思います。

最後は、自分とは違う能力を持つ人からこそ多くを学べる、ということです。コロプラの新卒総合職には、様々な特技と個性を持つ魅力的なメンバーが国内外から集まっています。考え方が異なる人間同士がぶつかり合うからこそ、毎日新しい発見が必ずあります。そして、彼らと過ごすうちに自分とは違う能力を持った人たちと仕事をすることが、私たちが目指す「スーパージェネラリスト」に近づく道の一つになるではないのかと思うようになりました。

以上が私が研修で学んだことです。
研修で多くを学んだことで、社会人として速いスタートダッシュを切ったように感じていますが、本番はこれからです。配属後も、いろいろなことが起こると思いますが、スポンジのように吸収し、日々成長していきたいです。

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