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    「看護師資格も持っている」人事に聞く! 働く人のヘルスケアが重要な理由

    1. 健康推進チーム
      看護師

      H.M

    「会社に看護師が在籍している」というと、医務室や健康相談室の企業ナースを思い浮かべられるかもしれませんが、コロプラのH.Mさんはちょっと違います。

    2014年9月に中途入社した彼女は社員のメンタルヘルスケアも担当しつつ、ママとしての実体験を生かして「育休・家族に関する制度」を整えたり、研修制度『コロプラカレッジ』を立ち上げたりしてきました。そして本人も、自身のことを「あくまでも私は人事部のスタッフで、『看護師資格も持っている』という感じです」と話します。

    現在は新型コロナウイルスの影響で在宅勤務者が多く、従来の制度だけでは対応しきれない部分も増えているようですが、何を思い、どんな施策をしているのでしょうか。オンラインで取材をしました(※ よって写真は過去記事のものを流用しています)。

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    働く人のヘルスケアが重要な理由

    私が医療機関ではなく企業に在籍している大きな理由は、働く人たちが、ずっと健康で働き続けられるようなサポートをしたいからです。というのも仮に一度病気をしてしまうと、治療に膨大な時間やお金がかかったり、本人だけでなくご家族も辛い思いをされたりしてしまうのですが......悪化する前に気づける体制を整えていれば、休職期間も医療費も、そして本人の人生への影響も最小限で済むんですね。
    また、再発を繰り返す人もいますので、とにかく病気にならないこと、仮になっても早期発見して早く完治させることが重要です。そのような理由から、コロプラでは「健康診断の受診率100%」を毎年達成させるようにしています。

    社員が950名以上もいれば、健康診断に引っかかる人が一定数いて当然だと思いますが、当人は「まだ若いし、大丈夫だろう」と自己判断してしまうこともあります。でも若さに関係なく、初期症状が悪化する可能性もありますので、人事から「健康診断の結果が『再検査』になっていましたけど、その後いかがですか」とリマインドして、早めに再検査に行くようお願いしています。

    3つの両立支援と、復職時の三者面談とは

    コロプラは全社員の平均年齢が32.3歳(2020年6月末時点)という若い会社です。しかしみんなが病気にかからないという保証はありませんし、本人が健康でも育児/介護と仕事の両立は簡単なものではなく、無理をして体調を崩してしまう人もいると思います。そこで人事では、社員のライフステージが変わっても気持ちよく仕事を続けられるように、3つの両立支援をしています。

    1 本人の病気の治療と仕事の両立支援
    2 育児と仕事の両立支援
    3 介護と仕事の両立支援


    とくに病気、育児、介護は時間的な制約が生まれるもので、仕事とプライベートのバランスが取れないと、心身への負担が大きくなります。そこで時差短時間勤務や介護休暇などを設けたり、出社退社時間を自由に選べるフレックスタイム制度を導入しています。

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    また、上記の支援をきちんと行き届かせるためには、上司の理解が不可欠です。よって人事制度を整えるだけでなく、管理職研修を徹底しています。たとえば、産休・育休後の社員が活躍しやすい職場にするために実施しているのは、本人と上司と人事(私)との三者面談です。復職するタイミングで、産休・育休までの業務内容と、復職後にやりたいことを確認します。そのほかにも復職に関する不安を言語化してもらい、具体的に何時から何時まで働きたいのかなどをヒアリングします

    復職してから3ヶ月後と半年後に、本人と私の二者面談をして「その後どうですか」と状況を確認したり、上司からの過度な配慮があったりしないか、様子を聞きます。なるべくストレスなく、キャリアに見合った業務を早期に任せられて、やりがいを持てるようにしてほしいなと思っています。このほか、内閣府ベビーシッター割引券も利用できるようにするなど、子育て支援の充実を図っています。

    今、コロプラが大事にしているメンタルヘルス

    現在、コロプラでは新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために出社率を下げ、社員の6割以上が在宅勤務をしているという状況です。出社していた頃は、プライベートのことでもちょっとしたタイミングで同僚に話せていたと思いますが、今はそれがしづらい状況にあるはずです。そこで強化しているのが、相談窓口の存在を伝えるアナウンスです。

    「悩みがあるが、だれにも相談できない」
    「専門家に相談するのは敷居が高い」

    という場合は、社内の専用システムやSlack で相談窓口に連絡をもらえれば、オンラインで面談をしています。すぐ解決する類のことではなくても、話すことで心がちょっと楽になるということはあると思いますので、何事も一人で抱え込まないようにしてほしいと思っています。私は人事部のため本人の上司へのアプローチもしやすいですし(本人が望まなければもちろん連絡しませんが)、無料のカウンセラーのような感じで、少しでも悩みが解決に向かうようにサポートしたいと思っています。

    ちなみに「社内の人には話しづらい」という人もいると思いますので、コロプラ社員(と本人の二親等以内の家族)であれば、外部の専門家に仕事・プライベート問わず無料で相談できる相談窓口もあります

    また、自ら相談をしてくれる人ばかりとは限りませんので、人事部員が「全社員面談」を実施しています。全社員を対象に一対一で30分程度の話を聞くというスタイルで、万が一リスクがありそうであれば早めに察知できるようにしています。とくに問題がない人にとっては「なかなか会う機会のない人事スタッフと世間話をする時間」のような感じだと思いますが、上司との1on1とは違って緊張感もなく、ちょっとしたガス抜きができればと考えて続けています。

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    コロナ禍の今、人事にできること

    これから新型コロナウイルスの感染状況がどうなっていくかわかりませんが、コロプラでは2020年11月にはオフィスが従来の60%程度に縮小されることが決まっています。在宅勤務者が多い状況はしばらく続きそうですので、ちょっとしたことでも悩みを相談しやすいような雰囲気作りを続けたいと思っています。

    また、社内向けホームページ『健康管理支援ポータル』でヘルスリテラシーを高めるための情報を発信しています。このサイトを今年4月に社内リリースしたのは、新型コロナウイルスのニュースが朝から晩まで飛び交っていたタイミングで在宅勤務になった人が多く、このままでは元気な人でもメンタルを病んでしまうのでは......と強い危機感を持ったからでした。

    そして現在はコロナ禍が続く状況下で、食生活の乱れや運動不足、睡眠不足なども心配されますので、そのあたりのサポートを強化しています。
    人事にできることはまだまだあると思っています。従業員が心身ともに健康で、長期的により良い状態で働き続けられるような環境を目指して!!
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