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    2021新卒デザイナー職種別研修の全容を公開します!【全デザイナー受講編】

    1. 2021年新卒入社
      デザイナー

      O

    【自己紹介】
    こんにちは、2021新卒デザイナーとして入社したOです。
    学生時代は彫刻科でブロンズを使った立体制作をしていました。3年生の頭ごろから3DCGに興味を持ち、大学と並行してスクールに通いAutodesk Mayaを勉強するなどしていました。その後コロプラで半年ほどインターンに参加し、デザイナーとして入社しました。
    現在は新規タイトルに所属し、背景制作の課題として、自然地形作成の流れを学ぶためにステージを作っています(あくまでも課題で、世には出ないものです)。
    Be-ars_co_shinsotsu_kenshu_2021_vol8_02_800_533.png
    【研修の概要】
    デザイナー職種別研修はデザイナー全員が共通で学ぶ研修と、UI、3Dに分かれて学ぶ研修の二段階となっていました。内容が豊富なため、記事を2つに分けてお伝えしていきます。この記事では前半部分として、デザイナー全員が共通で学んだ研修について触れていきます!

    デザイナー全員が受講した研修内容は以下の通りです。
     ● デザイナーの心得
     ● ソフトウェアの使い方(Adobe Photoshop・Adobe Illustrator・Maya)
     ● 取扱いに注意すべきデザイン表現
     ● 2Dグラフィック制作研修
     ● UI制作研修

    研修全体の流れとしては、まず「デザイナーの心得」という研修でコロプラで働くデザイナーとして必要なマインドセットについて、デザイナーの部長陣にご講義いただきました。その後、デザイナーが利用するソフトウェアの使い方を外部講師の方から学び、次に「取扱いに注意すべきデザイン表現」で社会人として必要なデザイン知識タブーや著作権に関する基本情報などを学びました。そして、ここまでで学んだ知識と技術を使い、実習形式の研修として「2Dグラフィック制作研修」と「UI制作研修」を受講しました。全ての研修が濃くて学ぶことがたくさんありましたが、ここでは特に印象に残っている「UI制作研修」についてリポートいたします。

    【UI制作研修】
    この研修では指定された既存ライトゲームのシステムをそのままに、自分でコンセプトを決め素材を作りUnityで配置し、見た目の部分(UI)をリメイクするという課題に取り組みました。初めてのゲームの2Dグラフィック制作であったことと、機能を一目で分かるように変化を持たせ、ユーザーさまが触りやすいようにデザインするという考え方のインプットを受けたことが新鮮でした。制作の工程は大きく分けて「コンセプト決め」と「素材作り」、「Unity組み込み」の3つです。各工程の概要と体験をそれぞれリポートいたします。

    「コンセプト決め」
    まず「サイバー、近未来...」など自分で大きくコンセプトを決めて絵の雰囲気やモチーフなどを決めていきます。ここでは、実際に作るときを想像してゲームのシステムとの親和性があるかなど、気を付けて考えていきました。様々なバリエーションを考えながら、決めていく作業は楽しかったです。また、ここでしっかりと実現できるかなど想定したことで2Dの経験不足をカバーしてスムーズに進められたように感じます。

    「素材づくり」
    次にボタンやバナー、背景など各素材を作りました。素材を作りながら画面全体を把握して、背景部分とゲームで触る部分のメリハリをつけつつ、統一感を意識して作業する必要がありました。しかし、不慣れな2Dグラフィックを描くことと、細部と画面全体を行き来して作業することが難しく、2Dの経験不足を実感しました。技術的な面はレビュアーや同期に相談したり、画面の把握については素材を作りこみ過ぎないなど進め方に注意することで乗り越えました。

    「Unity組み込み」
    作成した素材を使って、ゲーム画面を作成していきました。データを軽くするために素材をさらに加工したり、うまく組み合わせて少ない素材で画面を再現する必要がありました。UIでもデータ容量を節約するために工夫する必要があることを知らなかったので、新鮮で印象的でした。3Dモデリングの際にUV展開で工夫したり、ポリゴンを削る作業と似たものを感じ、こういったデータの節約に喜びを覚えるタイプなので自分にとっては一番楽しい作業でした。

    【同期・先輩と乗り越えたオンライン研修期間】
    研修当初はPhotoshopに不慣れなことや、2D経験の少なさに課題を感じていました。振り返ってみると、具体的な手順が分からない部分や、画面の絵作りで煮詰まった際に、積極的にレビュアーや同期と相談することでどうにか乗り越えられたと感じています。また、レビュアーからフィードバックをいただく際はより充実したインプットを受けるために、それぞれの指摘に関する理由や、意図について質問を細かくすることを心がけました。研修は全てオンラインで受講したため、オフラインよりは気軽に質問しづらい部分もありました。その反面、自分で考えて整理する時間がしっかり確保できたこと、オンラインでの対話が徐々に慣れてきたこともあり、スムーズに課題へ取り組むことができました。

    最終的に、素材を作り上げてUnityで仮のゲーム画面を組むことができました。学生時代は3Dをメインで学んでいたため、2Dは遠い世界のように感じていましたが、この研修を受講したことでゲーム制作への理解がさらに深まったように感じます。

    【配属後に研修を振り返って】
    研修を通して強く実感したのは、自分にゲーム制作の知識が足りていないということです。経験のなかった2Dはもちろん、3Dに関してもやればやるほど知らない部分、分からない部分が出てきました。配属後の現在も3Dの背景レイアウトに苦戦していて、自分の未熟さを日々痛感しています。しかし、「調べて実践する」を繰り返してきたことにより、徐々にできることの幅が広がってきているという実感があります。研修中も分からないことや知らないことにもまれて苦しみましたが、それらを克服して幅広い知識と視野を持ったデザイナーになりたいと思いました。
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