Hugo 僕はBrilliantcryptoで、コミュニティマネージャーとして勤めています。ロンドン大学卒業後、世界的に新型コロナウイルスが流行していたこともあり、自宅でなにかできないかと考え、モバイルゲームの大型eスポーツ大会の企画・運営していました。その後は、大学で勉強していた日本語を活かすため来日し、英語教師になりました。それからeコマース系の会社に入社してマーケティングを学んだのち、Brilliantcryptoに入社しました。
現在開発中の『Brilliantcrypto』とは、どのようなゲームなのでしょうか?
能勢 ここ数年"Play to Earn"(以下、P2E)という、ブロックチェーン技術を使用し、遊んで稼げるオンラインゲームが登場し、さまざまな国で流行し始めています。『Brilliantcrypto』は、そんなP2Eゲームの一種です。特徴的なのがそのゲーム性で、プレイヤーは広大な鉱山に入り、宝石を発掘していきます。マインクラフトをイメージしていただけると分かりやすいかもしれませんね。ゆくゆくはゲームのなかで獲得した宝石はNFT(代替不可能なデジタルデータ)として、ほかのメタバースでも使用、売買できるようにしていこうと考えています。
Hugo 僕は基本的に二か国語(英語、日本語)を話しますが、他言語圏の人たちと連携することもあります。英語や日本語以外の場合は、『Brilliantcrypto』のアンバサダーであるユーザーさまの力を借りながら、他の言語に翻訳したり、細かいニュアンスなどを理解しながら、取り組んでいます。ちなみに2024年1月時点でアンバサダーは28人、アジア圏がメインで、次は南米となっています。
Hugo 『Brilliantcrypto』をはじめ、Web3自体が新しい業界のため、どういうマーケティングが有効的か、わかりづらいことがあります。だからこそ情報収集しながら自分で企画を立てて、チャレンジを続けています。もし施策がダメだったとしても、それを経験として次に活かすことができる。そんな実験的なマーケティングが面白さの一つですね。それからグローバルマーケティングについて詳しくなれるのも楽しいです。たとえば、フィリピンは公用語が英語というイメージが強かったので、実際に訪れたときも英語で会話をしていました。しかし、フィリピンのユーザーさまは、もう一つの公用語である"タガログ語"で話したほうが喜ばれることを知りました。実際にあるイベントでは、ビジネスマンが英語で話しているときよりも、タガログ語で話す方が会場が盛り上がっていました。
この学びを活かして、コミュニティにタガログ語のチャンネルを開いたところ、フィリピンのユーザーさまが積極的に話をしてくれるようになりました。『Brilliantcrypto』を通して、知見がかなり広がっています。
Hugo 僕の場合は、Brilliantcryptoに入社する前に身につけたゲームや仮想通貨の知識、英語でのコミュニケーションなど、持っているスキルをすべて活かせる環境だと思ったからです。それまでゲームに関する業務の経験はあまりなかったのですが、どんな内容であっても「ここの仕事をやってみたい」と感じたのがきっかけでしたね。本当に良いご縁だと思っています。
Hugo とても働きやすいですよ。外国人が日本の企業で働こうとした場合、海外の人しかいないチームに配属されたりして、日本語を使ったコミュニケーションの機会がないというケースがあります。しかし、Brilliantcryptoは、日本語でメンバー全員とコミュニケーションを取っていて、僕がこれまでに勉強したことを存分に発揮できていることが嬉しいです。
ちなみに、海外の方からする日本の企業は、深夜まで飲み会をしたり、残業が多かったり、何を提案してもダメと言われる、上司が帰らないと自分も帰れないなどのイメージが未だに強いと思います。でも、Brilliantcryptoはそれらとは全く違うので、もしBrilliantcryptoで働きたいと考えている海外の方がいたら、安心してもらいたいです。それからBrilliantcryptoの良いところは、提案したらすぐに動くことができる環境だと思います。
Hugo こういったスピード感はコミュニティマネジャーとして、かなり助かっています。「今、このときが話す機会だ!」というとき、提案すればすぐに発信できます。少しでもタイミングが遅れてしまうと貴重な機会を逃してしまう、なんてこともありますから。日々の変化に合わせて、対応していけるスピード感はとても大切です。
Hugo 僕からは、海外出身の方に向けて。まず日本語と英語を話せる方を募集しています。外部とのコミュニケーションは英語がメインで、社内でメンバーと話すときは日本語を使います。しかし、完璧な日本語が話せなくても、もっと日本語を使ってみたいという思いがある方なら、安心して挑戦できるのかなと思います。それから、ゲームが好きだと、コミュニティの企画を考えやすいですね。他にも多くの人とコミュニケーションを取るのが好きという方も大歓迎です。基本的に長く日本で働きたい方で、日本の企業に貢献したい海外出身の方と働けると嬉しいです。
Hugo 大切というよりも、気をつけていることはあります。僕は人を笑わせるのが好きなのですが、ビジネスのシーンで話すときはあまりそういったところを出さないようにしています。ただ、自分の個性を活かして話すことで、相手に好きになってもらえることもありますから、良いバランスを取ろうと考えています。また、自分自身が楽しくやっていくことも重要ですね。そうすることで、ユーザーさまもワクワクしてくれると思います。
Hugo それから、コミュニティマネージャーという役割やコミュニティに対してどう思っているかを絶対に語っていただきたいです。
当たり前かもしれませんが、「コミュニティを運営することについてどう感じますか」と聞いたとき、しっかり答えられないと不安になります。こういった質問に対して、自分の言葉で答えられる方がいいですね。
最後に候補者の方へメッセージをお願いします。
Hugo 日本で働く外国人としてメッセージをお伝えします。日本企業に就職するのが難しいなか、Brilliantcryptoは積極的に海外出身者を採用しようとしています。とても働きやすく、挑戦しやすい会社で、なによりゲーム業界で働けるチャンスです。日本で働きたいと思うなら、これを逃すのはすごく惜しいとすら僕は思っています。もし、ゲームが好きで、コミュニティ運営に興味がある方がいましたら、絶対に逃さないようにしてください。僕たちとぜひ一緒に仕事をしましょう。