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コロプラ初期メンバーが話す、デザイナーとして大切にしていること

  1. 2Dデザイナー

    T.H

    コロプラの初期メンバーとして、会社の成長を間近で見てきたデザイナー。女性的な優しい雰囲気のイラストを描き続けている。また、ゲームのメニューなどUI部分も担当するなど、広範囲のデザインに関わる。

まだ、コロプラのコンテンツに『コロニーな生活』しかなかった頃に、Hさんは入社しました。その後、会社の状況が刻々と変化し続けていく中で、彼女が抱き続けてきた想いがあります。デザイナーとして表現する際に、いつも心がけていること。仕事で任される範囲がどんどん広がっていっても、それは変わらなかったようです。

好きなものを好きなように描く、自由と楽しさ。

コロプラでの業務を教えてください。

『バトルガール ハイスクール』の立ち上げから参加し、女の子たちのキャラクターをまったくなにもない状態から作りました。キャラ設定、発注、調整など、初めての経験をさせていただきました。ほかにはメニュー周りなど、UIデザインも担当しています。

元々デザインに興味があったんですか?

小さい頃は、動物の絵ばかり描いていましたね。人間を描くときは、顔ばかりフォーカスしていました。小学生のときはよくノートに落書きしてました。でも、基本的には誰かに絵を見せることが恥ずかしかったので、ほとんど誰にも見せませんでしたね。

マンガを描いていたことは?

当時、少女マンガをよく読んでいて、目が大きな女の子が好きでした。でも、マンガは描かずに、地図を作ることが好きでしたね。マンガの世界を、地図にしていくんです。姉といっしょに「ここに木があって、家があって、森を抜けたらゴール!」みたいな冒険ごっこを(笑)。

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気がつくと、父と似たような道を歩み始めていた。

デザイナーの仕事を意識し始めたのは?

父がエディトリアルデザイナーでしたので、中学生の頃から漠然とデザイナーになりたいと思い始めました。でも、高校に入ると、今度はテニス部で練習ばかり。とても厳しい部活だったので、今時の女子高生とは程遠い日々でした(笑)。私は目の前のことに集中する性格なんです。そんな毎日でもデザイナーになりたいと思い続けていたので、卒業後は専門学校に入りました。

勉強するデザインの方向性などは、どのように決めました?

父にも相談しアドバイスをもらって、グラフィックデザイン全般を学べる学校を選びました。まだ当時は、デザインの仕事に何があるのかわからなかったので、いろいろと知りたかったんです。その頃から街を歩きながら、ポスターなどのデザインを意識して見るようになりましたね。その中で自分がやりたいと思ったのは、カチカチッとした固いものではなく、ふんわりと柔らかい女性的なデザインでした。パステルカラーなどで色を付けるのが好きなので、卒業制作では犬の絵をたくさん描いて、パステルという四角いチョークで塗りましたよ!

新しいことに対する興味が、私の原動力。

なぜコロプラへ?

当時働いていた会社で『コロニーな生活』が流行っていて、私もユーザーでした。家と会社の距離が離れていたので、位置と連動しておみやげがもらえたりすることが、面白いなって。ある日、ゲーム上に掲載されている馬場社長のブログを読んだら、デザイナーを募集していることを知り、課題のシーサーの絵を提出したら合格したんです。

全力で走り続けた日々と、成長。

どのような業務から担当しましたか?

ゲーム内で使用するおみやげの絵を、一ヶ月に100個ほど、ひたすら描きました。商品やぬいぐるみなどがモチーフなのですが、顔をもっと可愛くするために、目の部分の描き方を指摘されたことが印象に残っています。とても厳しかったですが、だんだんと求められるレベルが上がっていったので、入社当時よりも成長できたと思います。

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最近、社内のクリエイティブMVPにノミネートされたそうですね。

『バトルガールハイスクール』の女の子を作り上げていったことを評価していただきました。大まかなキャラクター設定を作って、外注のデザイナーの方とやり取りして調整していったんです。Live2Dというソフトも使用することで、マンガっぽさも表現できました。

誰かに好かれることが、デザインする喜びに。

昔から得意だった動物ではなく、人間も描くことになりましたが。

私は体を描くことが苦手なので、キャラクターの顔を一生懸命に描いたんです。特に心がけていたことは、多くの人に気に入ってもらえること。本当に実在していそうな、可愛くてリアルな女の子を目指しました。

キャラクター以外で担当されたものは?

操作性を左右するメニュー作りなど、UIデザインも担当しています。ユーザーさまが求めているものを、100%提供できるようになりたいですね。リリース後もたくさん操作したり、頭の中でシミュレーションしたりすることが、非常に大切だと感じています。

手の届かなかった場所に到着できたら、さらにその先も見たい。

コロプラに長く在籍されていますが、デザインに関して昔と今との違いは?

3Dやイラスト、背景、エフェクトなど、さまざまな分野のプロフェッショナルなデザイナーの人達がどんどん入社してきたので、表現の幅が広がりましたね。お互いの得意な部分を学び合って共有し、さらに感動できるものを作っていける環境にしていきたいと思っています。

最後に、デザイナーとしての目標を教えてください。

子どもの頃に思い描いていた「デザイナーになりたい」という夢は、達成できました。でも、私はどんどん新しいことに挑戦したがるタイプなので、ずっと同じものを作り続けるのではなく、未知のものに触れて吸収し、成長していきたいです。

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物心ついた頃から大好きな絵を描いてきた、Hさん。子どもの頃は誰かに見られることを恥ずかしがったそうですが、今では「多くの人に喜んでもらえるイラストを描きたい」と語っていたのが印象的でした。彼女の周囲には、多くの笑顔があふれているようです。

おわり

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