コロプラ 採用情報

働く人を知る

プレッシャーを乗り越えたとき、
信頼できる新たな自分に出会える。

  1. 2016年入社
    総合職/経営企画部 戦略グループ

    Y.I.

入社のきっかけ

物理工学科の大学院で材料工学を研究していたことから、就職活動の当初はマテリアル系の大手メーカーを志望していたのですが、このままずっと研究を続けていくのかという迷いが生じました。先輩の中には研究者にならずにコンサル業界や事業会社に入った人もいたので、自分も違う業界を見てみようと思いました。

2016年当時、もっとも勢いがあるのはソーシャルゲーム業界だと感じていたので、コロプラのインターンシップに応募することにしました。コロプラの総合職を目指す学生は、外資系コンサルや外資系金融機関を受けるようないわゆる「就活強者」が多い印象でした。 一方で私は研究しかやってこなかったような学生で、就活の準備も十分にできていなかったこともあり、残念ながらコロプラのインターンシップは落ちてしまいました。

ところが後日、人事の方から連絡があり、当時の副社長との会食を誘われました。 会食で副社長からお話を聞くうちに、あらためてソーシャルゲーム業界の勢いや、総合職としてさまざまなことにチャレンジできそうなことを実感し、直感的に「この会社だ!」と思いました。

現在の業務内容

現在私は経営企画部に所属しているのですが、経営企画部には大きく分けて3つの業務があります。1つは、経営陣が意志決定する際のサポート業務。2つ目は、経営戦略のサポート業務です。
この2つは近い内容で、いずれも予算や売上などの数字や他社の動向などを調査・分析し、経営陣が意志決定する上で必要な情報を提供することを目的としています。
3つ目が、新規事業の開発業務ですが、こちらはコロプラグループの中で新しい事業の種を見つけ、立ち上げを行うことを目的としています。 経営企画部は社長直轄の部署になるので、週に1回は社長とミーティングを行い、全社的な課題に対する考えや対応策などについて議論をしています。また、必要に応じて役員とコミュニケーションを取るなど、経営陣との関わりが深い部署です。

そのための準備の一例として、各プロジェクトの責任者や経理担当者と連絡を取り、予算に対する現状や今後の見通しなどの数字を教えてもらい、経営企画部で取りまとめます。その情報をもとに経営陣が経営判断を下すわけですが、社長や役員がどういった視点で物事を考えているかがわかるので、とても勉強になります。

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やりがいを感じていること

経営陣に情報を提供する際、できるだけ選択肢を複数用意することを心がけています。選択肢が一つしかないと、その道を進むか否かという二者択一になり、意志決定の質が落ちてしまうように思います。そうではなく、できるだけ選択肢の幅を広げ、それぞれのメリット/デメリット、リスクを伝えた上で判断してもらうようにしています。

そこには自ずと経営企画部としての意志や予測も入ってきますが、あくまで私たちは経営陣の意志決定をサポートする黒子的な役割なので、恣意的にならないように気をつけています。かといって経営企画部にまったく意志がないと、選択肢も漠然としたものになりがちです。

もちろん経営企画部が経営を主導するわけではありませんから、黒子的な立ち位置は絶対に変えてはいけません。そのため経営企画部としての意志を持ちつつ、恣意的にならないようにするバランスが難しい。あくまで客観的に経営企画部の意志を伝えるわけですが、最終的に私たちが良いと思う方向性で意志決定がなされたときは、やりがいを感じます。

これまでのキャリアパスについて

入社2年目に役員合宿の運営を任されました。コロプラの役員が箱根の研修施設に集まり、共通の議題でディスカッションするという合宿です。合宿のプランを設計するのも難しかったですが、なにより役員が語り合うに相応しい議題のテーマを決めるのに頭を悩ませました。

結果的に議論は盛り上がってコロプラの今後の方針が決まり、役員からも好評を得られて、2回目、3回目の実施へとつなげていくことができました。 経営企画部としては恒例のイベントにすることを目的としていたので、達成できて本当にうれしく思います。

その後、ジョブローテーションをきっかけに、マネージャー補佐として経理部に異動が決まりました。経理は未経験にもかかわらずチームを取りまとめるミッションを与えられたわけですから、とにかく大変でした(苦笑)。だからといって背伸びをせず、素直にメンバーに教えてもらい、一緒に仕事をしながら経理業務を覚えていきました。

経理部のマネージャーを2年ほど務めた後、マネージャーとして経営企画部に戻って今に至ります。右も左もわからない経理部に管理職予備軍のような立場で入り、その大変さを乗り越えたことが自信につながっています。また、経営企画部も数字を扱う部署ですから、経理部で数字に強くなったことが今の業務に活きています。

今後やりたいこと

新規事業の立ち上げフェーズに携わることです。
経営企画部は、一般的には事業サイドから異動してくる人が多い部署です。おそらく現場のことがわかった上で経営企画部の業務に取り組んだほうが、的確に状況が把握できてスムーズなのだと思います。私の場合、事業を経験していないため、推測しかできない弱みがあるように思います。

これまで私は、経営陣の意志決定支援、経営戦略のサポート、経理といったバックオフィスの業務に取り組んできたわけですが、今後も経営企画部の仕事を続けていく上で事業を経験することが必須だと思っています。そのためにも新規事業をなんとかして形にしたいですね。

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自分をポジティブにしてくれること

最近は、もっぱら子どもと遊ぶことでリフレッシュしています。遊ぶといっても、まだ1歳になったばかりなので、一緒にどこかへ連れていくといった感じで、先日もホテルのバイキングで子どもと一緒に食事をしてきました(笑)。

子どもが生まれたときは、妻をサポートするために1カ月半ほど育児休暇を取りましたし、今もプライベートの時間のほとんどを育児に当てています。なかなか自分の時間を持てない状況ですが、子どもと一緒にいるとポジティブな気持ちになれます。それが結果的に良いコンディションで仕事に取り組める好循環になっています。

これから入社する方へ

コロプラの特徴として、フラットな組織であることが挙げられます。たとえば経営企画部は経営陣との距離が近い仕事ですが、私くらいの年齢でも社長や役員と気がねなく話せますし、事業サイドの方ともフラットな関係です。開発現場には、私よりもずっと年上で経験豊富な人が多いのですが、上から目線は微塵もなく、心地よくコミュニケーションが取れています。経営陣が若い組織ということもあって、自然とそうした社風になっているのではないでしょうか。

基本的にコロプラは素直な人が多いこともあると思います。「素直さ」を別の言葉に置き換えると、「柔軟さ」が当てはまります。たとえば「自分は管理職だからこうしなければいけない」といった型にはまった考え方をするのではなく、状況に合わせて柔軟に対応する人が多いように思います。私もそうした人のほうが一緒に働きやすいですし、変化が激しい業界だからこそ、型にはまらない柔軟さが求められているように感じます。

内定後、入社するまでにしたこと

社会のしくみや企業に関する勉強でしょうか。
就活時に企業研究をあまりやってこなかったので、内定をもらったときビジネスの知識がほとんどない状態でした。そこで、会社の仕組みを知るには株が一番手っ取り早いと考え、親からお金を借りて株式投資に挑戦してみました。

今だと1株投資ができるので学生投資家も珍しくありませんが、当時は一つの銘柄を買うのに数万~数十万円の身銭を切る必要があり、経済動向などの外部環境をチェックするのも真剣でした。会社の業績を把握するには会計知識も必要ですし、投資の際に見るべきポイントは会社経営の重要ポイントとイコールですから、経営側の視点も得られたと思います。

普通は社会人になってから必要に迫られてそうした知識を獲得していくものですが、学生のうちに自分にプレッシャーを与えて投資を経験して本当に良かったと思っています。一時はかなり好調でしたが、結局は中国株の大暴落に巻き込まれ、トントンくらいに落ち着きました(苦笑)。 しかし、そこで得られた経験は、確実に自分にとってプラスになっています。

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