株式会社コロプラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 馬場功淳、以下「コロプラ」)は1日、秋本食品株式会社(本社:神奈川県綾瀬市、代表取締役 秋本大典、以下「秋本食品」)、壱番屋(本店:東京都台東区、代表 飯田秀夫、以下「壱番屋」)、有限会社よし彦(本社:長野県木曽町、代表取締役 加藤真和、以下「よし彦」)、株式会社和田珍味(本社:島根県大田市、代表取締役社長 和田信三、以下「和田珍味」)(以上社名の50音順)に対し、コロプラが運営する携帯位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS(通称:コロプラ)」と連動した来店・販売促進サービス「コロカ」の提供を開始しました。
コロプラは、携帯電話のGPSや基地局による位置情報を活用した位置連動型の携帯ゲーム(通称:位置ゲー)であり、ユーザー数は全国で47万人以上です。ゲーム内で「移動」が大きな要因であるため、その8割が20~40代の社会人です。6月から展開している、ゲーム内アイテムと連動したお土産カード「コロカ」を使った来店・販売促進サービスは、日光の老舗煎餅店「石田屋」(栃木県)や有田焼の窯元「しん窯(がま)」(佐賀県)、神戸の「菊正宗酒造記念館」をはじめとした全国17店舗で導入されており、遠方からはるばる来店するユーザーや、行列ができるようになった店がある等、大きな実績を出しています。
今回、ゲーム連動の来店促進サービスを採用したのは、神奈川県綾瀬市で漬物を製造販売する「秋本食品」、東京都台東区で雷おこし等を製造販売する「壱番屋」、長野県木曽町で漆器を製造販売する「よし彦」、島根県大田市で水産加工品を製造販売する「和田珍味」の4店舗。いずれも人気や品質、歴史を誇る、地元では有名な企業で、コロカ導入によってコロプラユーザーが全国から大勢訪れることを期待しています。同サービスの提供店舗数は、今回の4店舗の追加で21店舗となります。
中でも、東京・浅草の仲見世通りに店を構える「壱番屋」では、「コロプラ特製雷おこし」を10月上旬より、コロプラユーザー向けに用意します。江戸時代、雷門近くで「(家や名を)興す」という言葉にかけて縁起物として売り出された由来を持つ「雷おこし」は、同店でも人気商品です。首都圏ユーザー待望の、初の東京コロカでもあり、コロプラ特製パッケージの雷おこしは、ユーザーの間で人気を呼ぶものと期待されています。
携帯の位置情報ゲームと全国の名産品店舗という異色の組み合わせが生み出した画期的なマーケティング手法は、店舗への集客や販売促進において大きな成果を生み出しています。ただし、コロプラが狙うのはそれだけではありません。普段行かない場所へ旅するきっかけを提供することにより、全国のユーザーが実際に移動し、旅先で買い物や食事、温泉などを楽しみ、ゲームの中でその地域に関する情報交換をすることによって、地域経済の活性化、ひいては日本を元気にする貢献を微力ながらしていきたいと考えています。また、ユーザーに対しては、日本の魅力を再発見する旅の良い機会を提供できると考えています。
コロカを配布する店舗は、毎月続々と追加されます。コロプラでは、今後もこのような全国各地の名店等に対する集客支援と地域活性化を展開していきたいと考えています。
お土産カード「コロカ」を使った来店促進サービス 概要
同サービスを採用する店舗の商品に合わせて、ゲーム内特別アイテム「スポンサーお土産」とお土産カード「コロカ」(プラスチック製)がそれぞれ用意されます。特定のスポンサーバーチャルお土産を取得したいユーザーは、実際に指定の店舗を訪問して所定の金額の買い物をし、商品がデザインされた専用の「コロカ」を受け取る必要があることから、ゲーム内特別アイテムという"バーチャル"が「コロカ」や人の移動という"リアル"と上手く連動する仕組みになっており、ゲームユーザーの来店・購入の促進につながっています。ゲーム内の画面には、コロカ採用店舗の歴史や製品、ものづくりへの思いなど、取材記事風の詳細な説明が写真付きで掲載されるため、店舗を訪れるユーザーに事前に詳細な情報を伝えることができます。また、コロカは訪問の記念としてユーザーの手元に残るため、各社の商品やブランドを永続的に訴求するのにも役立ちます。
同サービスの導入店舗:合計17店舗(2009年9月30日現在、50音順。10月1日に4店舗追加)
小樽のガラス工房「アドバンス倶楽部」、日光の菓子メーカー「石田屋」、甲府の「印傳の山本」、熊本の「河野ぶどう園」、神戸の「菊正宗酒造記念館」、郡山の蔵元「笹の川酒造」、宮崎県の黄金イクラの「しゃくなげの森」、有田焼の「しん窯(がま)」、根室の大漁旗の「染むらさきや」、新潟の笹だんご屋「田中屋本店」、神奈川県の茶商「茶加藤」、神戸のプリン専門店「とあっせ」、伊勢の二軒茶屋餅の「角屋本店」、茨城県の蔵元「西岡本店」、千葉の盆栽園「福島園」、加賀の蔵元「宮本酒造店」、大分の蔵元「八鹿酒造」。
株式会社コロプラ 概要
株式会社コロプラは、2008年10月設立、携帯位置情報ゲーム(通称:位置ゲー)「コロニーな生活☆PLUS(通称:コロプラ)」を運営しています。
コロプラは、携帯電話の位置情報送信機能を利用したシミュレーションゲームで、利用料無料、登録不要です。ユーザーの移動距離分のゲーム内通貨「プラ」を獲得でき、そのプラを使って自分のコロニーを育てていくゲームで、隕石落下など予期しないイベントが発生するほか、近隣コロニーとのコミュニケーションやアイテム等の取引、全国各地のお土産アイテム収集など、多様な楽しみ方があります。
コロプラは、旧バージョンを含めると6年以上運営されており、その頃からの熱心なユーザーに支えられています。クチコミで毎月20%超の成長を続けており、利用ユーザー数47万人(2009年9月末現在)、月間6億4,500万ページビュー(2009年9月末現在)の人気ゲームサイトです。活動的なユーザーが多く、20~40代が8割以上の「大人がハマる」携帯ゲームです。
「コロプラ」及び「コロニーな生活」はコロプラの登録商標です。「コロカ」及び「位置ゲー」は、商標出願中です。
- コロプラ会社Webサイト:http://colopl.co.jp/
- 「コロニーな生活☆PLUS」サイト:http://colopl.jp/(携帯のみ)
秋本食品株式会社 概要
秋本食品株式会社は、昭和8年(1933年)創業、神奈川県綾瀬市で漬物を製造販売しています。漬物を伝統文化と考える秋本食品は、広く関東一円のスーパー等に卸したり直売コーナーを持つほか、10年前に開店した鎌倉の直営店では、国産の材料にこだわった贈答品にも適した逸品を提供しています。 今回のサービス開始にあたり、ゲーム内ではスポンサーバーチャルお土産「鎌倉あきもとの古都浅漬」が提供され、「鎌倉あきもと」の店頭では、ユーザーの購入金額に応じて、浅漬けをデザインした3種類の特製コロカが配布されます。
- 秋本食品株式会社Webサイト:http://www.akimoto.co.jp/
- 秋本食品店舗Webサイト:http://www.akimoto.co.jp/kamaaki/
壱番屋 概要
壱番屋は、明治17年(1884年)創業、東京都台東区で手焼き煎餅や雷おこしを製造販売する老舗で、現在の当主が3代目です。有名な雷おこしに加え、備長炭を使って職人が1枚1枚竹箸で返しながら焼きあげた手焼きせんべいも人気で、いずれも醤油、海苔など、素材にこだわって作られています。
今回のサービス開始にあたり、ゲーム内ではスポンサーバーチャルお土産「浅草・壱番屋の雷おこし」が提供されるほか、ゲームと連動した「コロプラ特製雷おこし」をコロプラユーザー向けに用意し、店頭において販売を開始します。また店頭では、ユーザーの購入金額に応じて、雷おこしをデザインした3種類の特製コロカが配布されます。
- 壱番屋Webサイト:http://senbei-yaketayo.com/
有限会社よし彦 概要
有限会社よし彦は、万延元年(1860年)創業、長野県木曽町で漆器を製造販売する老舗で、現在の当主が6代目です。木曽福島で最も長い歴史を誇る塗師屋(ぬしや)であり、伝統的な漆器のほか、酒器や細身の弁当箱など、現代生活にマッチする製品でも人気です。
今回のサービス開始にあたり、ゲーム内ではスポンサーバーチャルお土産「木曽の漆器・よし彦」が提供され、店頭では、ユーザーの購入金額に応じて、漆塗りのワイングラスをデザインした3種類の特製コロカが配布されます。
- 有限会社よし彦Webサイト:http://www.urusi.com/
和田珍味株式会社 概要
和田珍味株式会社は、大正12年(1923年)創業、島根県大田市で水産加工品を製造販売しています。石見銀山の近く、天然の良港に恵まれた大田市に本拠を置く和田珍味は、ふぐ一夜干等で水産庁長官賞を3回受賞するなど、品質にこだわった水産加工品で人気です。
今回のサービス開始にあたり、ゲーム内ではスポンサーバーチャルお土産「島根石見・のどぐろ一夜干」が提供され、店頭では、ユーザーの購入金額に応じて、のどぐろの一夜干しをデザインした3種類の特製コロカが配布されます。
- 和田珍味株式会社Webサイト:http://wadachinmi.co.jp/