~ゲーム連動のオリジナル焼酎も限定販売~
株式会社コロプラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 馬場功淳、以下「コロプラ」)は3日、有限会社ADVANCE倶楽部(本社:北海道小樽市、代表取締役 畑谷浩之、以下「アドバンス倶楽部」)、笹の川酒造株式会社(本社:福島県郡山市、代表取締役社長 山口哲司、以下「笹の川酒造」)、株式会社田中屋本店(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長 田中雅史、以下「田中屋本店」)(以上社名の50音順)に対し、コロプラが運営する携帯位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS(通称:コロプラ)」と連動した来店・販売促進サービスの提供を開始しました。
コロプラは、携帯電話のGPSや基地局による位置情報を活用した位置連動型の携帯ゲーム(通称:位置ゲー)のパイオニアであり、全国に31万人以上のユーザーがいます。ユーザーは、移動して位置情報を送信することで移動距離分のゲーム内通貨を稼ぎ、得た通貨で自分自身のコロニー(街のようなもの)を育てることができます。ゲーム内で「移動」が大きな要素を占めるため、コロプラの主なユーザー層は20~40代の社会人であり、全国の地域名産品の店舗が集客したいと考える層と重なっています。
今回、ゲーム連動の来店促進サービスを採用したのは、北海道小樽市でガラス細工の工房等を運営する「アドバンス倶楽部」、福島県郡山市で日本酒等を製造販売する「笹の川酒造」、新潟市で笹だんごを製造販売する「田中屋本店」の3店舗。いずれも人気や品質、歴史を誇る、地元では有名な企業です。
中でも、日本酒等を製造販売する「笹の川酒造」では、ゲームと連動した焼酎「大吟醸粕取焼酎 豊作の秋」をコロプラユーザー向けに用意しました。これは、大吟醸の酒粕から造られる同社の人気焼酎「大吟醸 粕取焼酎」のラベルに、コロプラ内で人気のアイテム「豊作の秋」の図柄をあしらったもので、同社の本社のみで購入できる特別な焼酎です。
今回の来店促進サービスは、6月8日から日光の菓子メーカー「石田屋」、有田焼の「しん窯(がま)」、神奈川県の茶商「茶加藤」、加賀の蔵元「宮本酒造店」、7月15日から甲府市の「印傳の山本」、宮崎県の黄金イクラの「しゃくなげの森」、根室の大漁旗の「染むらさきや」、神戸のプリン専門店「とあっせ」、茨城県の蔵元「西岡本店」の9店舗で既に提供されています。この9店舗における好調な実績をふまえ、さらに3店舗を追加するもので、これにより提供先店舗数は12店舗となります。
コロカを導入した店舗には大きな効果が出ています。例えば、石田屋では、ゲーム内でユーザーが遭遇する「隕石」をあしらった特製「日光・ショコラ隕石餅」を本店限定で用意したところ、1ヵ月で3,000箱以上が売れました。有田焼の窯元へ首都圏から飛行機を乗り継いで訪問したユーザーや、根室へ何時間も車を運転してオーダーメイドの大漁旗を注文しに行ったユーザーもおり、平常時の4倍の来店客数を記録した店や、行列ができるようになった店もありました。今回の3店舗でも同様の成果が期待できるとコロプラでは考えています。
携帯の位置情報ゲームと地方の名産品店舗という異色の組み合わせが生み出した画期的なマーケティング手法は、店舗への集客や販売促進において、従来にない形での大きな成果を生み出しています。ただし、コロプラが狙うのはそれだけではありません。普段行かない場所へ旅するきっかけをゲームが提供することにより、全国のユーザーが実際に移動し、さらに旅先で買い物や食事、温泉などを楽しみ、ゲームの中でその地域に関する情報交換をすることによって、地域経済の活性化、ひいては日本を元気にする貢献を微力ながらしていきたいと考えています。また、ユーザーに対しては、日本の魅力を再発見する旅の良い機会を提供できると考えています。
コロカを配布する店舗は、毎月続々と追加されます。コロプラでは、今後もこのような全国各地の名店等に対する集客支援と地域活性化を拡大していきたいと考えています。
お土産カード「コロカ」を使った来店促進サービス 概要
同サービスを採用する店舗の商品に合わせて、ゲーム内特別アイテム「スポンサーお土産」とお土産カード「コロカ」(プラスチック製)がそれぞれ用意されます。特定のスポンサーバーチャルお土産を取得したいユーザーは、実際に指定の店舗を訪問して所定の金額の買い物をし、商品がデザインされた専用の「コロカ」を受け取る必要があることから、ゲーム内特別アイテムという"バーチャル"が「コロカ」や人の移動という"リアル"と上手く連動する仕組みになっており、ゲームユーザーの来店・購入の促進につながっています。ゲーム内の画面には、コロカ採用店舗の歴史や製品、ものづくりへの思いなど、取材記事風の詳細な説明が写真付きで掲載されるため、店舗を訪れるユーザーに事前に詳細な情報を伝えることができます。また、コロカは訪問の記念としてユーザーの手元に残るため、各社の商品やブランドを永続的に訴求するのにも役立ちます。
株式会社コロプラ 概要
株式会社コロプラは、2008年10月に設立され、携帯位置情報ゲーム(通称:位置ゲー)のパイオニアである「コロニーな生活☆PLUS(通称:コロプラ)」を運営しています。
コロプラは、携帯電話の位置情報送信機能を利用したシミュレーションゲームで、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ウィルコムに対応しており、利用料無料、登録不要で遊ぶことができます。ユーザー自身の移動距離に応じてゲーム内通貨「プラ」を獲得し、そのプラを使って自分のコロニーを育てていくゲームで、隕石落下など予期しないイベントが発生するほか、近隣コロニーとのコミュニケーションやアイテム等の取引、全国各地のお土産アイテム収集など、さまざまな楽しみ方があります。 コロプラは、2003年5月に個人運営サイトとして始まった旧バージョンを含めると6年以上運営されており、その頃からの熱心なユーザーに支えられています。クチコミによって毎月20%超の成長を続けており、2009年7月末現在で利用ユーザー数31万人、月間4億6,500万ページビューの人気ゲームサイトです。活動的なユーザーが多く、20~40代が8割以上という大人がハマる携帯ゲームです。
コロカは、商標申請中です。
- コロプラ会社Webサイト:http://colopl.co.jp/
- 「コロニーな生活☆PLUS」サイト:http://colopl.jp/(携帯のみ)
有限会社ADVANCE倶楽部 概要
有限会社ADVANCE倶楽部は、2005年創業、北海道小樽市でガラス細工の工房や店舗を運営しています。大正時代、ニシン漁の浮玉製造で成長した小樽のガラスは、現在では観賞用・個人利用のガラス器やギフト用の小物など、観光客に人気の小樽土産となっており、アドバンス倶楽部ではガラス制作を体験することもできます。
今回のサービス開始にあたり、ゲーム内ではスポンサーバーチャルお土産「ADVANCE倶楽部の小樽硝子」が提供され、店頭では、ユーザーの購入金額に応じてガラス細工をデザインした3種類の特製コロカが配布されます。コロカ配布対象店舗は、市内の3工房です。
- 有限会社ADVANCE倶楽部Webサイト:http://advance.ecweb.jp/
株式会社笹の川酒造 概要
株式会社笹の川酒造は、1765年創業、福島県郡山市で日本酒等を製造販売する老舗で、現在の当主で10代目となります。日本酒では全国の鑑評会等での多数の受賞歴を誇るほか、焼酎やウィスキー等も造っており、大吟醸の酒粕で造った焼酎など、数々の人気商品があります。
今回のサービス開始にあたり、ゲーム内ではスポンサーバーチャルお土産「郡山・粕取焼酎豊作の秋」が提供されるほか、ゲームと連動した焼酎「粕取焼酎 豊作の秋」をコロプラユーザー向けに用意し、本社限定で販売を開始します。また店頭では、ユーザーの購入金額に応じて、焼酎をデザインした3種類の特製コロカが配布されます。
- 株式会社笹の川酒造Webサイト:http://www.sasanokawa.co.jp/
株式会社田中屋本店 概要
株式会社田中屋本店は、1931年創業、新潟市で笹だんごを製造販売しています。越後の武将上杉謙信が出陣の際の携帯食として活用したともいわれる笹だんごは、今では新潟土産の代名詞。田中屋本店の笹だんごは、伝統的製法によって、新潟県産の良質米やよもぎ等、自然の原料を使って作られており、コロカ提供店舗である「みなと工房」では、笹だんごの購入のほか、笹巻き作業の見学や笹だんご作りの体験ができる設備を備えています。
今回のサービス開始にあたり、ゲーム内ではスポンサーバーチャルお土産「新潟・田中屋本店の笹だんご」が提供され、店頭では、ユーザーの購入金額に応じて、笹だんごをデザインした3種類の特製コロカが配布されます。
- 株式会社田中屋本店Webサイト:http://www.dangoya.com/