サステナビリティレポート

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神奈川工科大学のキャリア教育の一環として当社ゲームクリエイターによるオンライン授業を行いました

コロプラは「"Entertainment in Real Life" エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく」をミッションに掲げ、最新のテクノロジーと独創的なアイデアで"新しい体験"を届けるエンターテインメントの創造に日々挑戦しています。その上で、未来を担う次世代クリエイターの育成やエンターテインメント領域の発展に向けた取り組みとして、学生を対象にキャリア教育支援の一環として企業訪問の受け入れやオンライン授業も積極的に行っております。

この度、2025年7月某日、神奈川工科大学情報学部情報メディア学科1年生の学生約250名に向けて、大学のキャリア教育の一環として当社ゲームクリエイターによるオンライン授業を実施しました。ゲーム業界の現状やゲームづくりの裏側、また大学1年生からできるキャリア形成の考え方や就職活動のポイントなどを幅広くお話ししました。

講義ではまず、当社の企業理念やガラケー時代にさかのぼる「位置ゲー」開発の歴史から、最新技術を活用したコンテンツ開発に至るまで、時代に合わせた"遊び"の進化と、それを支えるクリエイターたちの働き方を解説しました。

ゲームづくりはエンジニア、プランナー、デザイナーなど、さまざまな職種が密に連携して進められます。単にコードを書くだけではなく、企画やユーザーの反応をもとに改善を重ねる"創造の現場"であることを、実例を交えてお話しました。また、スマートフォンや新技術の普及により、ゲームが教育や医療など幅広い分野で活用されている現状も紹介。業界全体が大きく変化している今、柔軟な発想と技術への興味がますます求められていることをお伝えしました。

大学生活では、学業はもちろん、サークルやアルバイト、ボランティアなど多様な経験が大切です。こうした活動を通じて、課題解決力やチームでの協働力を養うことが、将来の仕事に活きてきます。「自分から動く力が、キャリアの選択肢を広げる――」そんなメッセージを学生の皆さんに届けました。さらに講義後半では、就職活動における準備の重要性についても触れました。業界研究や自己分析、インターンでの経験、エントリーシート作成など、どれも一つひとつの積み重ねが結果に結びつきます。当社クリエイターが実際に体験した就活での失敗談も交えながら「準備を怠らないこと」「失敗から学びを得ること」の大切さをお伝えし、次世代のクリエイター候補の学生に向け、エールを送ります。

最後のQ&Aセッションでは、「現場で求められるスキルは?」「採用で重視されるポイントは?」といった実践的な質問が多数寄せられました。コミュニケーション力や基礎技術の習得など、現場視点のリアルな回答に、多くの学生が真剣に耳を傾けてくれました。今回のオンライン授業が、未来のエンジニアとなる学生の皆さんが、「働くこと」や「ゲーム業界で生きること」に具体的なイメージを持つきっかけとなれば幸いです。

コロプラでは今後も、企業訪問や学生との対話の機会を通じて、地域社会への貢献と次世代の育成に取り組んでまいります。学生向けの企業訪問やオンライン講義の実施をご希望の教育機関の皆さまは、下記よりお気軽にお問い合わせください。
https://colopl.co.jp/sustainability/nurture/visit/

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