コロプラでは、企業活動を通じて恵比寿地域と深く関わっていくことを目指し、地域共生活動に取り組んでいます。
コロプラが恵比寿にオフィスを構えて今年で8年目。会社としての成長を見守り続けてくれた恵比寿地域へ「恩返し」の気持ちを形にしようと、この度、長谷戸小学校の卒業生に黒板アートをプレゼントするというサプライズプロジェクトを企画しました。
この趣旨に賛同いただいたのは、今年で創立103年を迎える「渋谷区立長谷戸小学校」。コロプラと同じ恵比寿で歴史を刻んできたこの小学校は、童謡「夕焼け小焼け」の作曲者である草川信氏が教師として在職していたことから、別名「夕焼け小焼けの小学校」とも呼ばれています。
コロプラにはエンターテインメントを作り出すクリエイターが多数在籍しており、普段はコンピューターを使って多くの作品を生み出しています。そんな彼らにとって、アナログで描いていく「黒板アート」は初の試みでした。通常、黒板1枚あたり6~8時間はかかるという制作時間に対し、与えられた時間は、全校生徒の下校後からわずか3時間。フレッシュな新卒社員4人が力を合わせて、取り組みました。
手早くアウトラインを取った後は、手元の完成イメージを見ながらチョークで色を重ねていきます。チョーク以外にも綿棒やカッター、濡れ布巾、指といったさまざまな"画材"を使って、校門の文字やガラスが反射する様子までも見事に描写していきます。このような細部へのこだわりに、コロプラが誇るクリエイター達の「魂」が感じられました。
そして、こちらが完成作品です!桜の開花には少し早い時期でしたが、卒業生の門出を華やかに祝いたいという想いから、校門前に満開の桜が咲き乱れる様子を再現しました。
卒業式当日、何も知らずに登校してきた卒業生は教室に入るやいなや、「誰が描いたのー?」「すごい!」と驚きの表情を見せてくれました。見慣れた校門の様子がまるで写真のようにリアルに描かれた黒板アートを見つめては、6年間の思い出に浸っているようでした。
今回の「黒板アートプロジェクト」を通して、ご協力いただいた長谷戸小学校の卒業生をはじめ、保護者・教職員の方々、下級生の生徒さまなど多くの学校関係者さまに感動を与えることができました。同時に、制作を担当した新卒社員にとっても、エンターテインメントを提供して喜んでもらうことの醍醐味を知る大きなきっかけを与えていただきました。
今後も、地域社会と深く関わっていくことを目指し、地域の方々にコロプラをより知っていただけるような地域貢献活動に取り組んでまいります。