コロプラ

コロカ事業

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青森・おきな屋の薄紅

 

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”和”なグラッセを求め、青森へ

「薄紅(うすくれない)」を製造・販売するのは、青森市内にある「おきな屋」。大正7年創業の老舗です。コロカ対象となるのは、JR青森駅から徒歩3分ほどの場所にある新町店で、ぐるりと美しい弧を描いた青森湾からも近い場所にあります。

県外から新幹線で行く場合は、東北新幹線新青森駅で奥羽本線に乗り換えて、約7分。わずかひと駅です。

 

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信号を1つ越えれば、すぐ「おきな屋」

青森市は今年(2012年)特に降雪量が多く、取材時はまさに「青森駅は雪の中」でしたが、春は少しずつ近づいています。このあたりでは例年、4月下旬から5月の連休にかけてが、桜の見頃になるとのことです。

おきな屋新町店へは、JR青森駅東口を出てすぐ前の大通り「新町通り」を道なりに歩きます。1分ほど直進。最初の交差点を越えればすぐ、コロカ店「おきな屋新町店」が見えてきます。

 

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家庭の味から生まれたお菓子

お店で我々を迎えてくれたのは、おきな屋の製品を生んできた営業部長の田村智子さんと、製造責 任者の新谷さんです。田村さんと新谷さんによれば、創業当時のおきな屋は、主にお団子を販売していたといいます。それが今から約30年ほど前、3代目の社長が青森県特産のリンゴを使ったお菓子を作れないかと考えたのをきっかけに、生みだされたのが、薄紅です。

昔のリンゴは今のものに比べ甘味が少なかったため、青森では各家庭でリンゴを焼いたり砂糖で煮詰めたりしてから食べる習慣がありました。薄紅が生まれた背景には、そんな土地柄もあったのかも知れません。

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