『アリス・ギア・アイギス』に登場する女の子たちに命を吹き込んでくれる、キャストの皆様による特別座談会! 今回は“成子坂製作所チーム篇”、我らが成子坂製作所の誇る3人のアクトレスのキャスト、比良坂夜露役の沼倉愛美さん、兼志谷シタラ役の内田真礼さん、百科文嘉役の石川由依さんのお三方にお話を伺いました。プレイフィールはもちろん、キャラクターやチームの感想からは今後のアップデートへつながるようなアイデアも……? 今回も目が離せない鼎談(ていだん)第2弾、今回もお楽しみください。
――ゲームの中で演技されたキャラクターを見て、印象はいかがでしたか?
内田:いやーかわいいですよ。めっちゃかわいいです。イラストを見てお芝居をしていたので、3Dモデルで動いているとちょっと感動しますね。
沼倉:放っておくとすごくかわいい動きをしているのが癒されます。でも、夜露は設定が設定なので、意外と可愛らしい仕草をするんだな、と思いました。
内田:意外なんだ……?
沼倉:収録のときは女の子らしいというより活発な印象で。両手をギュッとする仕草を見ると、「夜露も女の子なのね」って思います (笑)。新しい一面を見ました。あと、ピンク髪なのに総長みたいな設定の主人公という設定には、私もだいぶ惑わされました。最初はちょっとぶっきらぼうな感じで演じてみたら、「暴力的な子ではないです」と言われ、割と普通の娘なんだな、と感じたことを覚えています。強いと見せかけて2人より弱いし、新人だし、能力的には全然平均的な子なんだろうな、と考えなおしました。そこからは私の中で尖っていたキャラクターが、演じていくうちにどんどん丸くならされて、声も最初は張り気味でハキハキしていたけれど、どんどんさらっとした女の子になっていって。熱いものは持っていても、そこまで表に出す人ではないんだ、という印象に変わっていきました。生真面目でまっすぐだけど、超人ではないから人の助けがいるんです。先輩2人に見守られながら成長していくんだな、と思っています。
内田:シタラはゆるーいイメージだったので、動いているとより人間っぽさを感じます。たとえば、お着替えの画面でドローンで映し出されているシタラを見た時も、「本人が目の前にいる!」と感じました。声の収録はありましたが、あらためてここで出会った感じがしますね。お芝居では、ゲーマーなので喋り方も特徴をつけています。いろんなことをしている娘ですが、シタラ自身の可愛さも見ていただけるとうれしいなと思います。
石川:文嘉も、お芝居をさせていただいたときはイラストでしか見ていなかったので、3Dでこうしていろいろ目線を変えられたりすると、本当に対峙しているというかキャラクターが実在している感がすごくあるなー、と思います。あと、文嘉はどちらかというとクールというか、優等生であまりいろんな格好をしてくれなさそうなのに、猫耳とかをつけられるというのはちょっと萌えポイントですね。隊長権限で強制的に着替えさせられちゃう……(笑)。シナリオでもみんなのお母さんポジションです。
――そんな成子坂製作所チームですが、チームとしての色、それぞれのキャラクターへの印象はどんな感じですか?
沼倉:バラバラ?(笑)。
石川:(笑)。3人いるからちょうどいいんだろうなぁと思います。三角の関係というか。補い合える関係なんだろうなという感じがします。
内田:ここからストーリーが進んでいくと、その先でこの3人の絆が見えたらいいなって思います。夜露はまだ来たばかりなので、シタラや文嘉との関係も育っていくといいですね。
沼倉:なんだかんだ協調性が高い3人な気がします。ぶつかり合うみたいなことはそんなになくて、チームみたいなまとまりが今後できていくのかなと。でも、個性はそれぞれあるという。
――ゲームのプレイ感はいかがでしょう?
沼倉:気持ちいいですね。狙ったところにラグなく飛んでいくし、思った通りに動いて、思った通りに撃ってくれるので爽快感があります。メカなどのデザインもすごく凝ってますし……。私はロボットアニメも好きなので、くすぐられる部分があります(笑)。バランスが良いですよね。操作は簡単にできるけど、凝っていくとやりこみ要素があるんだろうなって感じさせてくれて。
――ゲームの中のドレスルームでは、戦うアクトレスの着替えも自由にできます。
沼倉:キャラクターによってバリエーションがあるし、中にはそんな服で戦っていいのかな、とちょっと心配になる服もあります(笑)。それも隊長さんの心次第なのかな、と思いました。可能性がすごく広いですね。面白いアクセサリを付けた顔を見てから戦わなきゃいけないのは、和みますよね。
内田:顔がバトルの時に出てくると、「あーこんな顔にしてた、ごめーん!」みたいな。
沼倉:自分でつけたのに(笑)
実際に御三方がコーディネートされた衣装。
石川:アクセサリのチョイスが面白くて、いろいろなコーディネートを楽しめそうですよね。あと、コンタクトレンズで文嘉のメガネが外せるというのが一番衝撃でした。
沼倉:メガネキャラがメガネを外せるっていう……(笑)。
石川:メガネ好きの方には、メガネはただのアクセサリじゃないんですよね。メガネキャラクターは2人もいて、メガネ需要に対応しているゲームですし……(笑)。
内田:今後もヒゲメガネとか(笑)。いっぱいいろいろなアクセサリが増えていくと聞いているので楽しみですね。
――そのキャラクターたちが実際に動く、成子坂のオフィスであるホームも覗けます。
沼倉:ホーム画面を触ると、成子坂の職場全体が見えるのがすごいなと思いました。お掃除ロボまで動いてて……。背景が細かいですよね。こういう事務所が本当にあるように感じてしまいます。もう見ているだけで楽しい!
内田:テーブルにそれぞれのキャラクターのものが置いてあるんですよね。シタラはゲームをしていて。
石川:文嘉は本が山積みです。本が好きなんですもんね。
沼倉:目の高さは固定なので、隊長さんの目線がキャラクターによってすごく違っているんですよ。シタラは見上げているし、文嘉さんは高いんです。
内田:ドレスルームで文嘉さんからシタラに切り替えると、身長差がすごいわかるんです。目線がそのままで人が切り替わるから、そんなところも面白いです。
沼倉:よく、物とか猫になって傍にいたい、って言うじゃないですか。それに近い不思議な面白さがあります。
――衣装やアクセサリをギアと一緒に楽しめるよう、ほぼ360度回せる、ビューアー画面も搭載されています。
石川:キャラクターごとにモチーフがあるとお聞きしたんですけど、文嘉だったら横に本みたいなユニットがついていたりするんです。そういう細かいものをちゃんとチェックできるのも、きっとメカ好きな人たちは心が躍る部分なんじゃないかな、って。
――メカデザイナーのみなさんも、チェックする際などに役に立っているとおっしゃってました。
石川:リアルな現場の皆さんが助けられてる!
沼倉:すごいですね、それって。実用性とデザイン性を兼ね備えてる。
内田:このデザインは全体像で見てもらいたいです。服の後ろ側とかもそうなんですけど、シタラだったら背中があみあみみたいになっていて、私服の衣装もこっち側そんなふうに出てたんだ! みたいな発見もあるので、ぜひぐるぐる回してモデルを余すところなく見てほしいですね。専用装備を揃えるのは、ちょっと大変みたいですけど……。
沼倉:頑張って、解析して!
石川:解析まで何が出るかわからないから、ドキドキ感も二倍になりますね!
――成子坂の皆さんが歌われた主題歌『Over the Future』にはアニメもつきました。
沼倉:この勢いで、ぜひアニメ化をお願いしたいですね!
内田:いやーしてほしい!
沼倉:アニメで動いてくれるのはやっぱり嬉しいです。
内田:こんな広い宇宙で戦っているんだ、というのをPVで改めて思いました。世界が広がった感じがしますね ――アニメ化は実現したら素晴らしいですね! そんな展望って、ほかにも皆さんありますでしょうか?
石川:アクセサリがもっと増えてほしいです。着せ替えを楽しみたいですね。面白そう……!
沼倉:このかわいいモデルで、衣装のバリエーションが豊富で、全身が細かく見られるっていいですよね。……あとはやっぱり声優なので、掛け合いがしたいです。
石川:したーい!
沼倉:以前の収録の段階だと、まだみんながどういうお芝居なのかが若干わからなかったので、ぜひ掛け合いでお互いの声を聞きつつ……そうしたら、もっとキャラへの理解とか、世界観に入り込める感じが私たちも増えるので、ぜひ。
内田:シナリオでは漫才チックなやりとりがあったりするので、それを掛け合いでできたらいいですよね。
沼倉:キャラクターも多いので全部は大変かもしれないですけど、徐々にとかドラマCDとかでもいいかもしれないし。シタラの、往年の名アニメのパロディとかを、たくさん聞きたい (笑)。
内田:あ、それはピンチ……!(笑)
――それでは最後に、プレイヤーの皆さんにメッセージをお願いします。
沼倉:比良坂夜露役の沼倉愛美です。彼女はギャップがどんどん見えてくるキャラクターです。今日も4月9日が誕生日で、夜露と名前をつなげると“夜露死苦”でよろしくになるという、新たな発見をしました(笑)。いろんな展開があると、いろんなことで驚かせてくれるキャラクターで、シタラや文嘉さんとの関係ももっと深くなったらいいな、それを理解してもっと演じたいな、って思うので、そんな機会を皆さんにいただきたいと切に願っています。応援よろしくお願いします!
内田:兼志谷シタラ役の内田真礼です。シタラはいろいろな部分でオタクだったり、ゲームだったり、主題歌の動画をサイトにあげたり、かしましく成子坂を盛り上げている女の子です。皆さんもぜひ、シタラのパロディ台詞を笑っていただきつつ(笑)、作品の仲間としてぜひ、ゲームの中に入っていただいて、たくさん楽しんでいただけたらなと思っています。ぜひ私も今後いろんなシタラを演じたいので、これからもどうぞよろしくお願いします。
石川:百科文嘉役の石川由依です。文嘉も見たままの優等生タイプではあるんですけれど、夜露のように文嘉もギャップがあります。じつはポンコツな部分があったりするみたいで、ストーリーや絆エピソードを進めていくうちにわかる一面がたくさんあります。みんなの本当の姿や掛けあいでお話が広がっていくので、ぜひどのキャラクターとも仲良くなって遊んでいただきたいです。アクションも凄くスムーズで楽しいので、アクション好きの方も、キャラクターと仲良くなりたい方も、いろんな方に愛される作品になるといいな、と思っています。私も文嘉の今後の展開に期待していますので、今後とも応援よろしくお願いします!
――本日はどうもありがとうございました!