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宮城県・きちみ製麺の白石温麺(うーめん)


 

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【天下にその名を響かせる】

「うーめん作りに最初に機械を導入したのは、実はきちみ製麺なんです。」
今まで各家庭内で手作りしていたような状態から、これによって広まっていったこともあるようですが、そんな歴史あるものを革新してくきちみ製麺のシンボルとなっているのが釣鐘印。これは白石市の市章にもなっていますが、元々は片倉家の旗印で、「天下にその名を響かせる」という意味を持っています。きちみ製麺は、片倉家から直々に使用の許可をもらったそうで、「よい名を天下に鳴りひびかせよ」と直筆で記してもらったものが今も店頭に飾られています。


この「もっともっと白石うーめんの良さを伝えたい」という想いから、うーめんを使ったレシピの考案なども手がけている吉見社長は「将来的には店舗でのイートインなどもやりたいですね。」と笑顔でおっしゃっていました。

 

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【北へ南へ、東北めぐり】

今回取材に伺った冬の東北の風景も旅情にあふれていますが、暖かくなる頃の春の白石もオススメです。空は明るく青々と広がり、蔵王連峰の山々も新緑に包まれます。そこを流れる白石川は涼しげに透き通り、川沿いの桜がほんのり色づく様などはまさに絶景。
そんな風景を楽しみながらの東北めぐりはいかがでしょう。白石から北上し、仙台経由で日本三景の松島海岸へ向かえば、松島蒲鉾本舗の豆腐かまぼこ「むう」があり、宮城県のスタンプもゲットできます。

また、白石から東北本線で南下し福島県へ入れば、安積永盛には笹の川酒造の粕取焼酎「豊作の秋」、二本松では白井本店で紅葉漬があります。

北と南、どちらに向かっても素敵な旅が待っていることでしょう。

 

 

 

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