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History of『Brave The Lion』

ダグラスはイベントクリアで手に入るキャラにも関わらず、当時はガチャキャラ以上の強さを誇ってました。
特に、HP回復手段が魔道士のスキルが主流だった中、ダグラスはHP吸収が可能で、完結した性能を持っていたのが魅力でした!

育成のためのルーン集めが非常に大変でしたが、コツコツ集めて完成させた時の達成感は莫大で、ストーリー自体も面白く、キャラの個性と噛み合って、とても楽しめた思い出です!

「GameWith」攻略チーム

当時は5倍書もないしクエストも難しくてすごく大変だったぶん、性能はガチャキャラ並。いやむしろガチャキャラより強いまであった(笑)。
必死に時間かけてダグラスを100レベルまで育てたのもあるし、自己完結キャラだからずっとパーティに入れてたのもあって、愛着すごい湧きました。剣士と言えばダグラス!って時代かなり長く続きましたし(笑)

中村紗彩(声優・ヘレナ役 他)

星4キャラが貴重だと言われる時代でイベントで手に入るキャラとして登場、さらに自身でHP回復できるスキルもあり、最強の名をほしいままにしていた彼。一緒に冒険するほどそのキャラに愛着が湧く『白猫』において、当時を知るプレイヤーはダグラスにまた会えることを待ち望んでいたはずです。

ケンちゃん(ライター・「お世話にニャっております」アシスタント)

実装当時のキャラとしての強さ等、今はなかなか伝わらないかもですが、ダグラスに纏わるストーリーは今も当時と変わらず感動「できちまう」はず!
Brave The Lionシリーズ、やったら絶対ダグラス好きになるよ!!

松平鶴次郎侍(漫画家・ひこうじま公園作者)

ダグラスの登場時、私は星4キャラを全然所持できていなかったのでこんなに強いキャラクターがイベントクリアでもらえるだなんて!と驚きました!
育てるのは大変だったけど、その分愛着もあるキャラクターです。ヒーロータイプ縛り等に関係なく、手持ちで一番頼れる剣士は長い間ダグラスでした。
イベントで彼のことを知るたびにどんどん愛が深まっていき白猫を語る上で絶対に外せないキャラクターの一人だと思っています!

早川実季(モデル・「お世話にニャっております」アシスタント)

ダグラスが活躍するイベント「Brave The Lion(ブレイブ・ザ・ライオン)」は、2014年7月14日に『白猫プロジェクト』が配信されてまだ間もない2014年10月24日に登場しました。イベントの準備やアップデートなどで大忙しの中作られた「ダグラス」誕生秘話を、当時の開発スタッフたちが特別に語ってくれました!

ーーそもそも、「Brave The Lion」という企画はどうやって生まれたんですか?

ディレクターT:『白猫』は最初武器を強化するイベントを実施していたんですが、そろそろキャラを育てるイベントをやろうという話が持ち上がり、2週間ぐらいで急きょ制作したんです(笑)。

ーー2週間!? 今では考えられないスピード感ですね。

デザイナーB:そんな時間のない中で作ることになったので、主人公はもうありものを使うしかなかったんです。そこで、登場予定がなかったキャラの中から、「主人公っぽいアニキ」を探してきて、ブラッシュアップしたんです。それが「ダグラス」です。

▲左から、初期稿⇒主人公抜擢前⇒最終版のイラストです。初期稿ではあった傷が消え、その後眉毛が太くなったり筋肉が盛られていたりと、より「アニキ」のイメージが強まる調整がされていったようです。

デザイナーB:サブキャラクターのクロエとルエルも、別のゲーム用に描かれていたキャライラストを持ってきて、それをもとにデザインしたんです。

▲クロエとルエル。ストーリーにも登場する重要キャラクターです。

ライターM:シナリオも3日ぐらいしか時間がなくて、イラストありきで設定やストーリーなどを作っていきましたね。

デザイナーB:瘴気を吸い取る能力とか、髪が伸びる設定なども、Mさんがイラストから着想して決めてくれたんです。

ーー当時の大忙しの中、一致団結している皆さんが想像できますね。今では「できちまう」という口ぐせがダグラスの代名詞のようになっていますが、そんな短期間で生まれたセリフとは思えないです。

ライターM:私がヒーロー番組が好きなこともあって、何か決め台詞のようなものがほしいと思っていたんです。ダグラスは重い過去を背負っていて、そういう背景から生まれた口ぐせが「できちまう」でした。とはいえ、あまり重すぎないような絶妙なニュアンスになってよかったなと思っています。

ーーダグラスといえば、その強さも当時話題になりました。

プランナーF:イベントでもらえるキャラが初だったこともあり、すべてが手探りでした。もともとは様子を見ながら再開催して、少しずつ育ててもらう想定だったので、育成に必要なルーン数も今では考えられないような数になっています。なので、その労力に見合った性能にはしたいなと思っていました。ただ、反響は予想以上に大きかったですね。

ーー他に何か裏話などはありますか?

ライターM:ダグラスではないですが、「ルエル・サクラリッジ」という名前は、『黒ウィズ(クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ)』の「ユウェル・サクラリッジ」というキャラをもじっています。私は直前まで『黒ウィズ』のシナリオを担当していて、何か遊び心を入れたいなと思ったんですよ。

ディレクターT:当時はそういう「遊び心」は多かったですよね。「バロン」とかもそうでしたし。あれはいわゆる「スターシステム」なのかな。

ーーこのままずっと聞いていたいところですが、残念ながらお時間が来てしまいました。いろいろと貴重なお話をありがとうございました。たった2週間で急きょ生まれた「Brave The Lion」とのことですが、熱いファンの皆様の声に支えられ、ついにシリーズ4作目を迎えます。最後に、『白猫』プレイヤーの皆様へ一言メッセージをいただけますでしょうか。

ディレクターT:バタバタと制作したイベントでしたが、結果こうして皆様に愛していただけたのは本当に“奇跡的なバランス”だったなと思っています。まさに、「できちまう」キャラだったんだなと。当時のことをご存じの方もそうじゃない方も、ぜひ「Brave The Lion」シリーズを遊んでいただき、楽しんでいただけたらとてもうれしいです。

ーー本日はありがとうございました!