コロカ事業

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鹿児島・軸屋酒造 紫尾の露


 

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白麹、黒麹

日本の酒蔵では、製造に当たる酒蔵の最高責任者を杜氏(とうじ)と呼んでいます。
現在の杜氏は、三代目・新太郎さんで明治、大正、昭和、平成と長きにわたり培われてきた軸屋酒造の技術とこだわりで焼酎造りを続けられています。
軸屋酒造では創業以来、麹菌は白麹を使ってきました。
元々泡盛造りのために使われていた黒麹が沖縄から鹿児島に伝えられたといわれ、焼酎醸造は黒麹での麹造りが一般的でした。
ただ、黒麹も万能ではなく、温度管理の難しさ、黒色の色素が作業場・作業着などに沈着しやすいなどの問題を抱えており、突然変異種である白麹が培養された結果、現在では白麹での麹造りが一般的となりました。
しかし焼酎ブームと前後するかのように、技術の進歩により温度管理などの問題も解決し、黒麹も独特のコクや甘味などが見直されています。
四代目杜氏として、新太郎さんの娘・麻衣子さんが既に焼酎造りに携わられています。
麻衣子さんは、黒麹を使用した新しい軸屋酒蔵の味を作り出しています。「凜」という銘で売り出された焼酎です。
三代目の白麹と、四代目の黒麹。親娘双方がこだわりの焼酎を造り、軸屋酒蔵はこれからもおいしい焼酎を醸し続けて行くのではないでしょうか。

 

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アクセス方法

軸屋酒蔵へのアクセス方法は、冒頭に記載した鹿児島空港からの空港バス以外に、鹿児島中央駅からのバスも運行されています。
また、北薩の出水市や阿久根市からも鹿児島空港行きのバスを利用すると、宮之城へは入ることが可能です。
少しぐらい遠くても歩くと言う方は、宮之城バス停で降りずに出水方面へ向かい薩摩平川バス停で下車すると、徒歩20分程度で軸屋酒蔵に到着します。
コロプラ旅行的には、軸屋酒蔵でお買い物の前後は出水市に移動すると「鶴フィギュア」が購入できます。ただし、携帯電話の会社や電波状況によっては、駅前では取得できず、出水市役所方面に少し歩く必要があるかもしれません。
出水市からは、新幹線で鹿児島中央や、熊本・福岡方面へ向かうことも出来ますし、肥薩おれんじ鉄道で鹿児島中央方面へ移動すれば、阿久根駅で「ぼんたん」、串木野駅で「まぐろラーメン」が取得できます。
折角ですから、この機会に北薩地域の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

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