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    全社から課題を探し出し、
    データドリブンで改善策を提案。
    コロプラのデータサイエンスの仕事とは

    1. マーケティング・サイエンス部 部長

      沼田 知己

      大学院修了後、コンサルタント会社、映画配給会社でのアニメプロデューサーなどを経て2015年にコロプラに入社。プロデューサーとして『バトルガール・ハイスクール』のアニメ製作などクロスメディア展開に携わる。現在はマーケティング・サイエンス部の部長を務める。

    近ごろ話題のデータサイエンスというお仕事。専門性の高い業務であるため、データ分析会社に外注するケースも多いようですが、コロプラではデータ領域の部署が出来て約10年と比較的早期からデータ分野に取り組んでいます。マーケティング・サイエンス部の部長を務める沼田さんに、外部からは見えづらいデータサイエンスの業務内容とやり甲斐についてお聞きしました!

    データサイエンスに携わるようになった経緯を教えてください。

    私に与えられたミッションは、マーケティング・サイエンス部と各事業部とのリレーションを強固にし、ビジネスインパクトを出すことでした。 私は理系大学・大学院を経たのち、映画配給会社やコロプラのクロスメディア事業でマーケティングのキャリアを歩んできたのですが、こういったビジネスサイドと科学の両方の視点を持ち合わせていたことから、このミッションに適任と思っていただいたようです。
    ミッションを達成するには、受け身でデータを分析するだけではなく、課題を自ら発見&改善策を提案し、ビジネス実装するといったことを、もっと積極的に行っていくことが必要だと考えました。

    マーケティング・サイエンス部の組織体制について教えてください。

    コロプラの全マーケティングを統括するマーケティング本部に属する部で、データサイエンス(以下、DS)グループ、データ基盤グループ、デジタル広告グループから構成されています。 DSグループのいわば兄弟組織がデータ基盤グループで、データエンジニアが所属しています。コロプラではデータ基盤構築とデータ分析のチームを分けることで、それぞれの業務に専念できる体制になっています。
    デジタル広告グループは、いわゆるSNSやWebなどのデジタル広告を企画運用しています。デジタル広告は数字で語りやすく、データが効果を出しやすい領域です。より効果的な広告媒体や手法に、マーケティングROIを高めていくためにデータを活用しています。 他社ではデータサイエンス部門は事業部と分かれているケースも多いですが、コロプラではマーケティングや広告領域とのシナジーを最大化するため、事業部門であるデジタル広告もマーケティング・サイエンス部に所属しています。20231226_no51_01.jpg

    他職種からマーケティング・サイエンス部を担当することになられたわけですが、実際に仕事をしてみての感想と仕事の流れを教えてください。

    学生時代はコンピュータサイエンスを専攻していましたが、統計学に関しては追加でかなりの勉強を要しました。だんだんと理解が進むにつれ、さまざまなビジネス課題に対してどのようにアプローチするのが良いかが見えてきました。 業務の流れとしては、経営視点を含んだ大きいテーマについては、私の方で課題の可視化と解決の方向性を決めます。
    それをもとにメンバーが分析を行い、事業部門と調整しながら解決策を実行していくようにしています。ただし、データサイエンス部で扱っている領域が非常に広いということもあり、タイトルに特化したテーマでは各メンバーに主体的な対応をお願いしています。
    アプリゲームをより良くしていくには、しっかりPDCAを回していくことが大切なので、データドリブンで改善策を提案し、実行後の効果測定までサポートしています。
    両者の距離が離れて行かないように、積極的に事業部にコミットするようにしていますね。

    どのような手法を用いていますか?

    現在DSグループでは、ゲーム開発・運用から広告や市場分析などのマーケティングまで幅広く支援しています。ゲーム領域ではゲーム運営のKPIの策定および改善がメインミッションとなります。この領域においては統計学などのスキルはもちろんのこと、ドメイン知識が重要です。ゲームの核となる構造やユーザー心理を把握したうえで適切なKPIを策定し、開発チームとも目線を合わせPDCAを行っていきます。 マーケティング領域については実験が可能なことが多く、デジタル広告やテレビCM等については、通常のアトリビューションベースの効果測定のほかに、ベイズ状態空間モデル等を用いた統計的因果推論も併用して広告投資の最適化を行っています。
    近年は個人情報保護の影響もあり、デジタル広告についてもアトリビューションのみで効果測定することが難しくなり、MMM(Marketing Mix Modeling)などもそうですが、こういった統計学的な手法をミックスして効果検証をすることが増えている気がしますね。 また基本的かつ重要という点では、市場調査も近年積極的に行っていまして、開発やマーケティングに取り入れています。

    どんなときに達成感や、やり甲斐を感じますか?

    やはり一番は、私たちのアウトプットがより良い意志決定につながったときです。
    たとえば効果があると思っていた施策を効果検証したところ、「実は期待したほど効果がなかった」ということは十分ありうる話です。そこで施策を変えれば、それだけでも会社にとってプラスですよね。このようにデータサイエンスの仕事は「何かを変えた」ときに価値を生み出せることが多いです。より良いものに変えていくために、課題を発見する力と解決する力を共に磨いていきたいですね。20231226_no51_02.jpg

    現在コロプラではDSグループを積極的に採用していますが、どんな人を求めていますか?

    DSグループの業務範囲は、大きく分けてマーケティング領域とゲーム領域の2つあるのですが、いずれも事業に共感を持ちながら、より良いものに変えていこうとするバイタリティーを持った方だと心強いです。自らの仕事を見せていくことで、どんどんメンバーを引っ張っていってくれることを期待しています。
    あとは、数学や考えることが好きな人がいいと思いますね。文系、理系は本質的には関係なく、「論理的思考力」と「事業に対する我が事感」が大事だと思っています。
    実際、DSグループで活躍している文系出身メンバーもいます。 データサイエンスはとても奥が深いものなので、自分から毎日勉強するくらいの努力が求められます。たとえ未経験であっても自己研鑽できる人であれば、おのずと成長も早くなると思います。

    コロプラのDSグループとして働くことには、どんな良さがありますか?

    コロプラのデータサイエンス部署は、マーケティングやゲーム開発のチームと緊密に連携できる強みがあります。
    広告の会社ですと、扱う対象は常に広告関連なんてこともあるかと思いますが、コロプラではマーケティングからゲーム領域まで幅広く、市場調査から分析、モデリング、ビジネスへの実装など様々な機会に恵まれているので、飽きることがないと思います。
    また、これからマーケティングのキャリアを目指す人にとっても、データサイエンスの経験は決して無駄にはならないと思います。 データをどう有効活用するかは、多くの企業で課題となっています。コロプラもいかにデータをマーケティングや事業につなげていくかを模索中です。分析するだけで終わりにせず、事業をより良くしていこうというモチベーションを持って仕事を楽しめる人に参加してほしいですね。20231226_no51_03.jpg

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