ニュースリリース

2011.03.31 位置情報活用

人々の移動が急速に回復へ ~東日本大震災後の東北エリア~

このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

おでかけを科学する<コロプラおでかけ研究所(主席研究員:長谷部潤)>は、株式会社コロプラ(代表取締役:馬場功淳)が運営する位置情報プラットフォーム「コロプラ+(プラス)」における月間4,000万回もの位置登録情報を分析した結果、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による被災エリアでの「人々の動き」がはっきりと回復へと向かっていることが明らかになった。

※位置登録データは統計処理をしており、ユーザの皆様個人を特定できるものではありません。
※当該資料はサマリ版です。フルレポートはこちらのPDF(648KB)をご覧ください。

人の動きが止まった

震災前日と震災翌日とで位置登録を行ったユーザ数を比較すると宮城県で約6分の1と大きく減少、また同日比較で東京都を「本拠地」としているユーザが特に被災の大きかった宮城県、岩手県、福島県(以下東北三県)で位置登録を行った数(つまり東北三県へと移動した人数)も約4分の1へと急減した。位置登録自体全く行われていないもしくは行えないエリアが三陸海岸を中心に大きく広がった。

日本人の底力

震災直後から東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県(以下一都三県)から東北三県への移動は力強い改善を示した。特に東北自動車道の全線復旧があった3月24日以降それは加速。今や震災前の平日に近い水準にまで回復した。東北自動車道の復旧は東北エリア内の人の動きも活性化させている。

一日も早い復興を

震災後、福島県に関しては依然として「人の動き」が鈍い。特に福島第一原子力発電所周辺(半径20km)では避難指示も出ており、ここ最近の位置登録情報は確認できない。

通信の復興、そして交通の復旧

震災後、真っ先に通信の復旧がなされ、そして、交通網の復旧へと至った。通信の復旧は人々に「つながる安心感」を与え、『心の復旧』の一助となった。そして交通網の復旧は『人々移動の復旧』につながった。今後求められる経済復興は、人々が動いて初めて実現される。その意味でもコロプラは人々のおでかけをサポートすることで日本を元気にしてゆきたいと願っている。今後は4月中と言われる東北新幹線の全線復旧の影響を注目している。

人々の移動が急速に回復へ ~東日本大震災後の東北エリア~(648KB)

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コロプラおでかけ研究所について

株式会社コロプラ内に設立された「おでかけ」に関するリサーチセンター。位置情報プラットフォーム<コロプラ+>におけるユーザからの月間4,000万回にも及ぶ位置登録情報データをベースに「人々の移動」を調査・分析し定期レポートを発表している。

主席研究員:長谷部潤 ※株式会社コロプラ 取締役CSO(最高戦略責任者)を兼務

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【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】

株式会社コロプラ 経営企画部:天野 press@colopl.co.jp