俺はお前たちを守る。
必ずだ。
別れの時が近づいていた。
かつての奇妙な縁から、出会い、共に過ごし、親子のような関係を築いていたアルドベリク・ルシエラとリュディ・リザ。
子供だったリュディとリザは成長し、アルドベリクの言いつけ通り、故郷に帰る準備をしていた。
だが、どこか納得できない気持ちを抱えていた。
――別れたくない。
素直な想いを自分たちの心が否定できないのだ。
そんな時、アルドベリクの周囲に不穏な気配が漂い始める。
嵐が起きようとしていた。
登場人物
お人好しの魔王
アルドベリク・ゴドー
「俺の名はアルドベリクだ。」
魔王なのに、やたら真面目でお人好し。その性格を利用され、ルシエラに便利に使われることもある。ルシエラから始まった居候が、着々と増え、現在はリザとリュディも含めて4人となっている。傍から見れば家族そのものである。
CV:櫻井孝宏
やりたい放題天使
ルシエラ・フオル
「ただいま、アルさん。」
天使の癖に、遠慮無用の性格をしている。一見すると横暴にも思えるが、実際は自分よりも他人を大切にしている。その様子は近しいものからみれば、危ういほどである。アルドベリクの居候となった後、リザとリュディを拾ってきて育てている。他には竜も拾ってきたことがあるらしい。
CV:喜多村英梨
魔界育ちの優しき少年
リュディガー・シグラー
「リザはめちゃくちゃ性格が悪いからね。」
幼い頃に、魔界にやって来た少年。アルドベリクとルシエラに育てられ、気高く寛容に成長した。しかし、育ての父親同様に苦労性のところまで似てしまった。リザとは幼馴染で許嫁である。
CV:山下誠一郎
魔界育ちの奔放な少女
リザ・ロットレンダー
「あら、リュディったら、とんだクソ野郎様ね。」
幼い頃に、魔界にやってきた少女。アルドベリクとルシエラに育てられ、快活で物怖じしない性格に成長した。その分り易い性質は魔族たちにも愛されている。ただし、それがルシエラ譲りの強引さに変わる時もある。リュディとは幼馴染で許嫁である。
CV:富田美憂
死を司る短パンヤロー
ヴェレフキナ・アマン
「ご苦労さんですー。」
死者の魂を司る異界〈死界〉の住人。基本的には他の異界の事柄には不干渉を貫くが、魂の秩序を乱すと判断した場合は、自らの力を行使することもある。部下のシミラルは自分で造ったはずだが、まったく彼を尊敬していないようである。いつも短パンである。
CV:山本和臣
ヴェレフキナの不遜な部下
シミラル
「ゴイスーやで。」
無愛想な死界の少女。ヴェレフキナと共に行動し、魂の秩序を守っている。ヴェレフキナに造られたにもかかわらずかなり生意気な態度を取り、基本的にはタメ口。口も悪い。だが実は、彼女が彼に逆らったことは一度もない。
CV:木戸衣吹
魔界一の武辺者
クィントゥス・ジルヴァ
「その喧嘩、買ったァ!」
魔帝を輩出したジルヴァ家の長男。直情型の性格で、義に厚く、曲がったことが我慢ならない。いつでも真っ向勝負の、拳で語る快男児である。
CV:伊達忠智
※キャラクターイラストはベース精霊カードのものとなります。
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