コロプラ

コロカ事業

  1. 甲信越・東海・北陸地方一覧

長野県木曽福島 「よし彦」を訪ねる


018_urushiya_03_01.jpg

日本=漆

漆器は英語で japan と呼ぶほど、日本で古くから使われており、縄文前期の遺跡から出土した例もあります。
加藤さんいわく「木を実用品として長く使えるものにするのが漆塗り」。

なるほど、白木のままでは水を吸収してしまいますが、表面に漆を塗れば防水性のある器になります。漆器は「高級品」「贅沢品」だと思っていた私の目からウロコが落ちた解説でした。

 

018_urushiya_03_02.jpg


また、漆の表面は水を通しませんが、蒸気を通す程度の孔はあるため、例えば、炊きたてのご飯を盛ってもベタベタせずに美味しい状態が長続きするそうです。

漆は、素材としても非常に強く、漆器が出土した際、中の木材は腐って消失しているのに漆の部分がしっかり残っていた例もあるとか。
そして「木」自体にも、さびない、熱いものを入れても熱くならない、落としても割れにくい、軽い等、数多くの利点があります。

こうして見ていくと、「木」を加工して「漆」を塗った「漆器」は、日本古来の知恵を結集させた非常に便利な器だということがよくわかります。

share
  • Facebook
  • Twitter