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新潟県東蒲原郡阿賀町「山崎糀屋」を訪ねる

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新潟2軒目のコロカ店

新潟駅より磐越西線(ばんえつさいせん)に揺られること約2時間。JR津川駅より徒歩20分ほどで「山崎糀(こうじ)屋」に到着です。
津川駅までの車窓は横手に川幅の大きな阿賀野(あがの)川を眺めながら進みます。運が良ければ阿賀野川ライン下りの舟を見かけることもあるかもしれませんね。
津川は、新潟へつながる阿賀野川と、会津若松(あいづわかまつ)へつながる会津街道の中間地点に位置し、江戸時代より会津藩の水陸輸送を担う玄関口だったそうです。
また、冬には2~3mも雪が積もる豪雪地帯のため、石畳の通りには、軒下を長く出した「とんぼ」と呼ばれる雪よけの屋根が設置してあります。今風にいうと、「アーケード」ですね。昔の宿場町の風情を感じる町なかに山崎糀屋が見えてきます。

 

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糀屋さん?

築80年以上経つ店前には「糀・味噌」という大きな垂れ幕がかかっています。
一歩店内に入ると、太い梁(はり)が目に飛び込み、続いてひんやりとした空気と、糀と味噌の香りに包まれます。「糀ってどんなものか知ってる?」
そんな山崎さんの一言から、我々の知らない糀の世界への扉がひらきます。「麹」とも書く、発酵食品は、酒蔵などで蒸したお米に麹菌をまぶしているシーンを想像するとイメージが湧くかもしれません。
糀自体は蒸した米に種麹を繁殖させたもので、食品を発酵させる働きがあります。糀は種麹によって米のデンプンが糖化されているため、そのまま食べても自然な甘みがあります。
山崎糀屋では糀をそのまま販売するほか、使いやすいように少し加工したものも店頭に並びます。

 

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物々交換の文化

山崎糀屋がある東蒲原(ひがしかんばら)地域では、昔から「米一升で糀一升」というルールで物々交換する文化があるそうです。お客さんが一升分の米を糀屋さんにもっていき、糀にしたものを一升分引き取るというものです。米一升からは糀が約一升半でき、半升分が手間賃になります。
取材中も米を持参するお客さんが来店され、今も引き継がれる文化を目の当たりにすることができました。
また、大豆を一緒に持参するお客さんもいらっしゃいます。大豆はお客さんごとに鍋を分けて煮られ、お客さん専用の味噌が作られます。
「こうやって昔から同じように注文をしていただけるのは、信頼していただけているからこそなんですよね。2代、3代とずっと同じお客様がいるのは誇りですね。」と山崎さん。

 

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