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    新部長ケビンが語る、
    コロプラのサーバーサイド部門の「強み」と「やり甲斐」

    1. 技術統括本部 第3バックエンドエンジニア部 部長  

      齋藤kevin雄輔

      アメリカ生まれ。いったん日本に帰国した後、8歳から14歳までアメリカで過ごす。大学・大学院時代にゲーム会社のアルバイトを3年半経験し、2016年にコロプラに新卒入社。サーバーサイドエンジニアとして『白猫プロジェクト』『ユージェネライブ』などに携わる。マネージャーを経て2022年10月より部長に就任。

    INDEX
    【1】スマホゲームのサーバーサイドに求められる心がまえとは
    【2】メンバー全員が「納得感」をもって仕事をすること
    【3】エンジニアのナレッジを共有する取り組み
    【4】サーバーサイドであってもゲーム作りに深く関われる環境


    快適にゲームを楽しんでいただくために、バックエンドからゲームを支えるコロプラのサーバーサイドエンジニアたち。普通にゲームを遊んでいるぶんには見えづらい仕事ですが、そこには高い技術と日々の努力が集約されているのです。今回、新たにサーバーサイド部門の部長に就任したケビンさんに、サーバーサイドエンジニアの仕事のやり甲斐やチームとして目指すことをお聞きしました!

    幼い頃からゲームが好きで「ゲームを作る仕事がしたい」と考えて情報系の大学に進学したのですが、大学3年次の就活では、あまりゲーム会社は考えておらず、SIerなどのIT企業を志望していました。就職する前に現場というものを見ておきたいと思っていたところ、モバイルゲーム会社のアルバイトが見つかり、大学院の途中まで3年半ほどエンジニアとして働いていました。

    その頃から私の行動指針は変わっていません。それは「面白いゲームを作るためにできることは何でもやる」というスタンスです。そのためアルバイト時代はエンジニアとして働きながら、デザインや企画の勉強もしていました。同じアルバイトでも自分より技術のある人がいっぱいいたので、技術では敵わない......と感じていたこともあります。たとえ技術力で彼らに及ばなかったとしても、みんなで一緒にモノを作ったり、コミュニケーションを取って物事を進めていくことは得意だったので、それが自分の強みだと捉え、積極的に意見を出したり提案するようにもしていました。

    モバイルゲーム会社でアルバイトをするうちに、別のゲーム会社で仕事をしてみたいと思うようになり、業界研究も兼ねて無料でできるゲームはかたっぱしから遊んでみることにしていました。中でもコロプラのゲームは全部面白くて、「スマホゲームでこんなことができるのか!」という驚きがあり、「ゲーム会社に入るならコロプラ」と心に決めていました。

    こうして2016年に入社し、サーバーサイドエンジニアとして最初に配属されたのが『白猫プロジェクト』です。アルバイト時代もサーバーを担当していましたが、そこまで負荷を考えずに済んでいました。ところが『白猫プロジェクト』はユーザー数がケタ違いに多いため、サーバーの負荷もまったく違います。使われ方の考慮が足りず使いにくい機能をリリースしてしまったり、他機能への影響への思慮が浅く不具合を出してしまったりしてユーザーさまに迷惑をかけてしまったこともありました。責任重大であることを理解してからは、細心の注意を払って作業にあたるように意識が変わったと思います。 20221222_no18_prof_02.jpg

    逆に変わらなかったことは、面白いゲームを作るためにどんどん意見を出していくというスタンスです。コロプラは職種の垣根を超えて意見を言いやすい雰囲気があるので、入社1年目から積極的に意見を出すようにしていました。

    コロプラには優秀な先輩エンジニアが多く、新人の頃はブラザーの方にいろいろ教わることができましたし、自分でも勉強するようにしていました。自分から意見を出す以上、企画の人に「こういうことがやりたい」と言われたとき、それを実現できない状態にはしたくなかった。そのためには最低限の引き出しを持っておくことが必要だと考え、自分なりに技術の向上に取り組みました。

    とはいえ自分の強みは技術力というより、みんなとコミュニケーションを取りながら物事を進めていくことだと思っていたので、部長には将来的にマネジメント職を志望していることを伝えていました。コロプラには会社の方針とフィットすれば、若手であってもやりたいことに挑戦させてもらえる環境があります。まずリードエンジニアを経験させてもらい、その後、マネジメントに挑戦させていただきました。

    ひとりで作るのも面白いですが、やはりチームで作った方が自分の発想を超えよりスケールが大きなことができると私は思っています。それを最大化するとなったとき、短期的にはリーダーというポジションでプロジェクトを良い方向に導いていくということも大事ですし、長期的には育成や採用も重要になってきます。そのため早い段階から新卒採用活動にも参加したり、研修や新人育成に関わったりもしていました。自分にとっては、これら全ての活動が「面白いゲームを作るためにできることは何でもやる」という一貫したスタンスだったと思います。

    リーダーとして一番大事にしていたことは、納得感をもって仕事をすることです。制作の流れとしては、企画の人が考え、デザイナーやエンジニアがそれを形にしていくという流れになりますが、やはり企画の本質や方向性をデザイナー、エンジニアそれぞれが理解しているかどうかでゲームの質は変わってくると思います。企画の本質を理解するためにも徹底して話し合うようにしているのですが、はたから見ると喧々諤々の議論をしているように見えるかもしれません(笑)。

    議論を交わすうちに、当然それを実現するための機能開発といった話になってきます。機能の実装をメンバーにお願いする際にも、企画の本質をきちんと伝え、納得感をもって作業にあたってもらえるように心がけています。みんなの考えがバラバラだと、それぞれの強みが集約しないものです。メンバー全員が同じ方向に向かって進んでいることでチームの力は最大化されます。そのためにも、まず方向性を明確に伝えることが大事だと思っています。 20221222_no18_prof_03.jpg

    2022年10月から部長に就任することになり、現在は複数の新規プロジェクトのサーバーサイド開発に携わっています。

    サーバーサイド及びインフラ部門では「日本一のバックエンドのゲーム会社を目指す!」というミッションを掲げています。このミッション達成のために、面白いゲームを高い技術で提供し、その技術を外部に発信していくことが大事と考えています。今の時代は、次々と新作ゲームが出て競争が激しくなっていますし、動画配信や映画のサブスクといったエンタメが溢れていて、ちょっとでもストレスを与えてしまうと、ユーザーさまがゲームで遊ぶのを止めて別のエンタメに流れてしまうという危機感を常にもっています。だからこそ、どれだけ快適にゲームを遊んでもらえるかが、サーバーサイドエンジニアの仕事において一番大切なことだと思っています。

    「そのためにできることは何でもやる」というスタンスで、社内・社外に向けた技術勉強会を開催しています。これまでも社内勉強会やLT会が行われていましたが、昨今のリモート環境の変化において、会社の取り組みや他プロジェクトの取り組みを知る機会が減ったことを感じ、情報・ナレッジ共有の場としてエンジニアが定期的にYouTubeで技術情報を発信しています。コロプラのエンジニアによるブログ「COLOPL Tech Blog」でも技術情報を発信しており、私が技術勉強会の記事を書いていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

    こうした取り組みが評価され、期初に社内で活躍人材を表彰する「COLOPL AWARD 2022」では個人賞MVPを受賞させていただきました。正直なところ、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったのでビックリしましたが、社内外に向けた技術勉強会やエンジニアブログの運用を通して、エンジニアのブランディングに貢献できたことも評価いただけたのかな、と思っています。 20221222_no18_prof_04.jpg

    コロプラはユーザーさまに「新しい体験を届ける」ことを目指し、日々新たな技術のキャッチアップに取り組んでいます。たとえば私が携わった『ユージェネライブ』であればライブ配信の技術が必要というふうに、常に「ゲーム×新しい何か」に挑戦してきたことが、コロプラらしさだと思っています。

    サーバーサイド部門の目標としても、常にアンテナを張って新たな技術を取り入れていきたい。ただし最新の技術や流行りの技術であればいいというものでもなく、ユーザーさまに面白いゲームを届けるためにそれが適切な技術かどうかを見極めて取り入れることが大事だと考えています。

    コロプラでは現在、積極的にエンジニアを募集しています。コロプラが目指す「新しい体験を届ける」ことに共感し、自分の強みを発揮してもらえるとうれしいです。
    サーバーサイドエンジニアとして求める技術については、一般的なWebサービスもスマホゲームもバックエンドの技術はあまり変わりません。異なる業界出身の方であっても、Webの技術さえ理解していれば活躍していただけると思います。

    ただしスマホゲームは、新作リリース時やイベント開催時にユーザーさまが一斉にアクセスするため、サーバーの負荷が一般的なWebサービスよりもかなり大きくなります。たしかに大変ではあるのですが、そこに一般的なWebサービスでは経験できない仕事の醍醐味があると思っています。技術や知識、責任が問われる部分ですが、達成できたときの喜びも大きいと思います。

    一般的に規模が大きくなればなるほど各作業が分業制になるものですが、コロプラではあえて少数精鋭の体制を取り、一人ひとりの裁量を大きくしています。ゲームに必要なサーバーサイドの技術や知見をひと通り学べるという良さがあり、エンジニアとして成長していきたいという人にとっては、打ってつけの環境なのではないかと思います。

    サーバーサイドエンジニアの仕事のやり甲斐を伝えることはなかなか難しいものです。なぜなら100%完全な仕事をするとユーザーさまからは見えず、逆に私たちの仕事が見えてしまうと、それはミスがあったことを意味します。そのためゲーム制作において、ユーザーさまから遠い存在のように思われるかもしれませんが、サーバーサイドエンジニアだからこそユーザーさまのゲーム体験を重視した提案ができる存在であるとも考えています。もっとこうしたら面白くなるのではないか、快適にゲームを楽しんでいただけるのではないかという意見は積極的に提案するようにしています。私は「エンジニアである前にクリエイターでありたい」と思っています。

    コロプラのサーバーサイド部門には同様の考えのエンジニアが多く、より面白いゲームにしていくために企画やデザイナーに積極的に意見を出していく気風があります。サーバーサイドエンジニアであってもゲーム作りに深く関われることがコロプラの良さです。これまで自分が趣味で愛好してきたゲームやアニメが、そのまま経験として活かされる仕事って世の中にあまりないと思います。私がコロプラに入社して良かったと思えたことも、まさにそこでした。

    また、私個人としては「面白い人と一緒に働きたい」と思っています。それはユーモアがあるといった意味ではなく、いろんな経験をしてきたり、いろんな趣味があったりといった多様な価値観という意味です。同じ考え方の人たちだけが集まって作ったゲームよりも、いろんなバックグラウンドを持った人たちが集まって議論して生みだされるものの方に価値があると私は考えています。 20221222_no18_prof_05.jpg

    ぜひいろんな経験をされてきた方、さまざまな考えをもった方と一緒に面白いゲームを作っていければと思っています。

    ※ 本インタビューは撮影時のみマスクを外す等、感染症対策を十分にした上で行いました。

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