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    ゲーム業界のサーバーサイドエンジニアになった経緯や日々の想い、今だから話せる本音トーク

    1. クリエイティブ本部 第1エンジニアリング部 部長

      廣本洋一

    2. サーバーサイドエンジニア 2016年入社

      ケビン

    『限りなく雑談に近い対談』2回目のゲストは、コロプラのサーバーサイドエンジニアが集まる部の廣本部長と、新卒2年目のケビンさんです。「2019年度の新卒採用が始まるので、コロプラの魅力が伝わる、真面目な対談が希望です」とお伝えしたのですが、初めから本音炸裂で、ちょっと違う方向性へ。でも、就職活動や転職活動のご参考になりそうなので、公開します!

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    この「部長・新卒2年目対談」の企画について廣本さんにお話ししたとき、対談相手として真っ先にお名前が挙がったのがケビンさんでした。

    廣本 はい、ケビンを指名した理由は明確にあります。私が歩いているとケビンがこちらをすごく見てくるので「なにか話したいことがあるのかな、こういう機会に話してもらうほうがいいのかな」と思ったんです。

    ケビン 気になって見ちゃうだけですよ! でも廣本さんも僕のことすごく見てきますよね。

    廣本 見られると見返すものじゃないですか! 何か言いたいことがあるのかなって(笑)。

    ケビン いや、言いたいことがなくても、気になって見ちゃうだけです。

    廣本 気になって見てしまう......髪が長いからでしょうか。子どもの幼稚園ではミュージシャンだと思われているそうなんですが、ゲーム会社のエンジニアです。

    この機会にお互いの考えを是非お話しいただきたいと思いますが......初めからこんなに打ち解けていらしたわけではないですよね。出会いはどんな感じだったんですか。

    ケビン えーと、廣本さんと最初にお話ししたのは配属面談でした。2016年度入社の新卒エンジニアはゲームプログラマー、サーバーサイド、インフラと職種を分けずに「エンジニア」として入社していて、3か月間の新卒研修の後に配属されたんですね。それで僕はサーバーサイドに配属されて......。

    廣本 ああ、その時のことを思い出しました、正面から食ってかかってきましたよね(笑)。

    ケビン あれはちょっと失敗したなって思ってますけど(笑)、「なんで僕がサーバーなんですか!!」って。

    廣本 ゲームプログラマー志望だったんだよね。なんかもうすごく不機嫌で、ヤバイな、関わりたくないなって思いました(笑)。

    ケビン 配属されて2~3か月くらいでサーバーサイドの仕事も楽しいことがわかったんですが、そもそもゲーム業界に絞って就活していて、第一志望のコロプラに入社できたので......もうすっかり自分はゲームプログラマーになるものだと思っていたんです。それなのにサーバーサイドに配属されてしまったので。いま入社して1年半になりますが、入社してから嫌だったことって、それだけですよ(笑)。

    廣本 唯一嫌だったことが配属って、ダメじゃん(笑)!

    ケビン あれは結構ショックだったんです。

    廣本 残念でしたね。でも非常にたくさんのユーザーさまにプレイしていただいている『白猫プロジェクト』のサーバーサイドを新卒1年目の最初から担当できているわけで、エンジニアとしてなかなか貴重な経験をしていると思うんですけど。

    新卒で『白猫プロジェクト』のサーバーサイドに配属! すごいですね。

    ケビン 新卒と言っても、僕は大学3年生のときから院にかけて3年半ほどゲーム会社でアルバイトをしていて、ゲームプログラマーとサーバーサイドエンジニア、どちらもやっていたんです。Unityで2本ゲームを作って、結構な数の方に遊んでいただいていました。

    廣本 超経験者じゃないですか。新卒感ないですね(笑)。

    ケビン それはよく言われます(笑)。ところで廣本さんは学生時代、なにをされていたんですか。

    廣本 情報学科の不真面目な学生でしたけど、プログラミングは楽しかったので、色々作っていましたね。

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    ケビン バイトはしなかったんですか。

    廣本 なんとなく花屋か本屋でバイトをしたくて、近所の本屋で働いていました。今でいうカフェ店員くらいの感じで、花屋と本屋が憧れのバイトだったんですよね。

    ケビン 「憧れ」ですか。

    廣本 「憧れ」と言えば、子供の頃はコンピュータに対する絶対的な憧れがあり、「ソフトウェアで生きていきたい」と思っていて、小学校1年生の時、七夕の短冊に「ソフトウェア会社の社長になる!」って書いていました。

    ケビン 「エンジニア」じゃなくて「社長」ですか。

    廣本 いや、「プログラミングが一番できる人」くらいのイメージで「社長」と書いていました(笑)。

    そして大人になって希望通りエンジニアになられたわけですが、廣本さんは新卒でゲーム業界に入社されたわけではないんですよね。

    廣本 はい。大学院卒業後、金融系のSIerに新卒で入社して、それからWeb系のナビゲーションの会社に転職して、今が3社目になります。前職もたくさんコーディングができたりマネジメント業務も任せてもらったりして充実していたんですが、30歳くらいになった頃、「そもそも自分はゲームが好きでプログラミングを始めたんだよな」と思い立ってコロプラを受けました。当時、位置ゲーの『コロニーな生活』やカードゲームの『秘宝探偵キャリー』の技術力がすごくて、表現力も豊かだなと思っていたんですね。そしていろいろな変遷があって、サーバーサイドエンジニアになりました。

    ケビン 設立当初のコロプラは、ゲームプログラマーとかサーバーサイドエンジニアとか、明確な区分けがなかったと聞いたことがあります。

    廣本 はい。詳しく話すと複雑になるので要約すると、『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』が出るタイミングでサーバーサイドエンジニアになりました。

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    ところで、ケビンさんは新卒でゲーム業界に入ったわけですが、コンシューマーゲームではなくモバイルゲームの会社を選んだのはなぜですか。

    ケビン コンシューマーゲームは子どもの頃からやっていて興味はあったんですけど、学生時代にWebゲーム会社でアルバイトをしていたときに「楽しかったから」、それだけですね。そこでアルバイトをする前までは大手のメーカーへの就職も考えていて、業界研究もしていたんですが、入社したとして本当に自分が楽しいと思えるのか、想像がつかなくて。

    廣本 そのアルバイトをしていた会社では何が楽しかったの。

    ケビン 自分が書いたコードのゲームが世に出て、プレイした方のレスポンスが見えるというリアルタイム性にすごく惹かれたんです。自分が作ったものがこんなにたくさんの方に反応してもらえるんだって。

    廣本 オンラインゲームのレスポンスは早いよね。あと、コロプラのゲームは規模が大きいのでサーバーエンジニアとしてテンションが上がる。

    ケビン はい。やっぱりそれが今も楽しいところですね。とくに『白猫プロジェクト』は本当にたくさんのユーザーさまに遊んでいただいているので、運営の面白さや難しさは日々感じています。

    コロプラには『白猫プロジェクト』以外にもたくさんプロダクトがありますよね。

    廣本 はい、同じサーバーサイドの仕事でもプロダクトによって環境の違いがあるところは面白いと思います。社内の異動でも、文化に関しては転職に近いくらい違う気がします(笑)。

    ケビン 社内でもいろんなプロダクトを経験されている方は、以前あった似たような問題の解決策、過去の事例を知っていて強いですよね。

    廣本 ゲームの面白さを追求してユーザーさまに楽しんでいただくのはどのチームも同じだけど、たとえばカードゲーム、アクションゲーム、街づくりというふうにジャンルが変わると表現や方法論も変わりますので、新卒で入社される方にはいろんなプロダクトを経験してほしいと思っています。

    そういえば、今回の対談でケビンさんから廣本さんに質問があるとか。

    ケビン はい、ちょっと聞いてみたかったことがあるんです。廣本さんが、働いている時に一番大切にしていることは何ですか。

    廣本 うーん、楽しむことですね。どんな窮地であっても(笑)!

    ケビン 「どんな窮地でも」と、あえて付けるんですね(笑)。

    廣本 「エンジニアの腕の見せ所」と言い換えることもできますが、難しいからこそクリアするのが楽しくて、やりがいを感じられるときってあるんですよね。「難題だったけれど、なんとか実現できて嬉しい」とか「失敗しても次はできるようになるぞ」とか、その積み重ねだと思うんですよ。

    ケビン 「できなかったものができるようになった」という達成感に快感を覚えるのってエンジニアとして大きいですよね。

    廣本 そうそう! ところで逆に、ケビンが大切にしていることが気になるよ。学びたい、若者から!

    ケビン 僕は「あえて空気を読まない」を大事にしています。

    廣本 あー、わかる!

    ケビン 人とモノを一緒に作るときには、空気を読むのも大事なんですが、お互いが空気を読んじゃうと面白いものができないんですよね。自分が譲らないところは譲らず、やりたいことはどんなに難しくても言う、というふうにしています。それは大事なのかなと。

    廣本 いいと思いますね。言い換えると「納得感を持って仕事をする」という感じかな。納得感を得るためには空気を読んでいられないし、自分以外は皆合意していても「待った」をかけることもある。むしろゲームクリエイター全員がそうでないとって思いますね。

    ケビン あと、新卒のエンジニアに求めるものや活躍できる新卒の共通点ってありますか。

    廣本 うーん、まずは勉強することかな。ゲームについてもエンジニアリングについても立ち振る舞いに関しても、自分に足りないものがわかっていて、成長できるか、勉強できるか、がまず一つ大きくあるのかなと。今はスキルが足りなくてできなくても「すぐに覚えてやる」とか「いいもの作ろう」と思ってまっすぐ向かえる人、そのために必要なことをがむしゃらにできることが大事。あとゲームって一人では作れないので、2D、3Dのデザイナーと話せるだけの最低限の知識もキャッチアップして身につけるとか。

    ケビン ああ、同期の中でいわゆる評価が高い人、よく名前が挙がる人に当てはまることだなって思います。

    その流れで、管理職になる方の共通点があったら教えていただけますか。

    廣本 うーん、難しい質問ですけれど、規模が大きいチームが増えているので、会社全体の仕事の流れをよくする人とか、組織を変えようとする人じゃないですか。どうすればなれるのか、ではなく、やりたい人は自然とそういう振る舞いになっていくので、頼まれなくても半分なっているような人が管理職になるような気がします。コミュニケーション能力が高いことも大事ですね。

    ケビン ゲームってエンジニアだけでは作れなくて、プランナー、エンジニア、デザイナー、サウンドなど、本当にいろんなセクションの人と作らないといけませんからね。

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    なるほど。では最後に、これから就職活動をする学生さんに向けてメッセージをいただけますか。

    廣本 コロプラの新卒エンジニアの場合は、プログラミングはできるに越したことはないですけれど、インフォメーションテクノロジーの基礎さえあればいいとも思っています。あと、ゲームを作る人になりたい場合は、いろんなエンタメに触れておくといいと思います。平日はプログラミングをいっぱいして、土日はゲームでも映画でもなんでもリアルな体験をいっぱいして、頭をパンパンにした状態で来てくれると嬉しいです。

    ケビン 就職活動って、いろいろな企業を見られる貴重なタイミングなので、できるだけたくさん見て、一番納得できるところを選んでほしいと思います。チャンスはいっぱいありますし、別にそこがコロプラじゃなくてもいいので!

    廣本 ははは(笑)!

    ケビン 僕もたくさん見て納得してコロプラに来ていますから。その人にとって一番納得できるところに行けるのが一番ですよ。

    廣本 ケビンの言う通りだと思います。

    まずは、採用説明会に来ていただけるといいですね。ありがとうございました!

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