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    新卒2年目の駆け出しプログラマーと部長が語る、面白リアルなゲーム開発

    1. クリエイティブ本部 第2エンジニアリング部 部長

      池田洋一

    2. ゲームプログラマー 2016年入社

      カジルス

    はじめに。
    この『限りなく雑談に近い対談』は、意図してできた企画ではありません。当初Be-ars編集部が考えていた企画は「2019年度の新卒採用が始まるので、就職活動に役立つような記事を掲載したい。部長と若手の対談はどうだろう」というものでした。

    そこでまずエンジニアの部長2名に打診したところ、なんと両部長とも「面白いほうがいいでしょ」というスタンスで対談相手を選び、その対談はまさに『限りなく雑談に近い対談』になったのです。そのとき、Be-ars編集長は思いました。「面白いほうがいいでしょ」はまさにエンタメ企業であるコロプラならではのこと。そしてやっぱりなんだか面白そうな感じがするので、このまま載せてしまおう......と。

    というわけで、今回はコロプラのトップゲームプログラマーである池田部長と、新卒2年目のカジルスさんに思いのまま、お話ししてもらいます!

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    まずは池田さん。「部長・新卒対談」という企画が出たとき、対談の相手にカジルスさんを選んだ理由から教えていただけますか。

    池田 新卒入社した若手のゲームプログラマーということで何人か顔が思い浮かんだんですけど、ネタ枠があってもいいかな、と。私はゲーム業界に10年くらいいるんですけど、カジルスは今まで会った人の中でも3本指に入るくらい変わっているんですよ。

    カジルス 光栄です!

    池田 まずは趣味の話をしてごらんよ。

    カジルス 趣味は子供たちと遊ぶことです。ボランティアで子供たちを遠足とかに連れて行くんです。

    池田 大学時代のサークルらしいんですけど、卒業生ではきみだけが残っているんだよね。しかも子供たちと行った遠足の思い出の写真を束で持ってきて、見せてくるんですよ。

    池田さんは大先輩だと思うのですが、カジルスさんは初対面のときから物怖じしない感じだったんでしょうか。

    池田 最初は遠目に、カジルスが隣の席の人に絡んでいるのを見て「近づきたくないな」と思っていたのに席替えによって物理的に近づいてきた......という感じです。カジルスは普段から子供と遊んでいるからだと思いますが、思ったことを本当にそのまま言うんですね。それで「近づきたくないな」と思っていました(笑)。

    カジルス 僕、子供たちに感化されているんですね(笑)。そういえばゲーム業界に就職しようと思ったきっかけも「自分が作ったもので子供たちが笑ってくれたら最高だろうな」と思ったからでした。

    池田 コロプラには子供の頃からゲームクリエイターになりたかったという人が多いけど、カジルスはもともとゲームを作ろうとしていたわけではないんだね。

    カジルス そうですね。大学時代はシステム創成学という学科で、人工知能の研究をしていました。

    池田 学歴アピールチャンスだよ!

    カジルス えっ、あ、東京大学大学院卒です!

    池田 しかもアメリカ生まれという。面白いでしょう。

    おお! でもなんだか妙に納得できるというか。東大で人工知能の勉強をされていたカジルスさんが、コロプラに入社した理由を教えていただけますか。

    カジルス コロプラに惹かれたのは、エンジニアとして入社してもコーディングをするだけでなく、企画でも関われそうだと思ったからです。ちなみに池田さんは、どういった理由でコロプラを選ばれたんですか? 池田さんはコンシューマーゲーム会社のご出身で、それこそ好きなゲームも作りたいゲームもいっぱいおありだろうと思うんですけど。

    池田 言ってしまうと、作りたいゲームは家で一人で作れるんですね。デザイナーの友達もいるし、個人的に作ろうと思えばいくらでも作れます。でも「会社でやりたいことって何だろう」と考えたときに、エンジニアの仕事だけでなく企画もしたくて、それがちゃんと評価される会社を探したところ、コロプラがあったんです。普通に考えるとプランナーセクションの仕事を奪うことになっちゃうわけですが、コロプラでは方針が「職種の垣根を越えて意見を出し合う」なので、企画に深く携わることができるんですよね。

    カジルス 似た者同士じゃないですか! 僕も自分がゲームクリエイターとして目指したい像を考えた結果、今の池田さんのポジションだったんですよ!

    池田 えっ! このポジションになりたいの?

    カジルス 目指せ、企画もできるスーパーエンジニアです。

    池田 そうかあ(笑)。

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    なんだかとても楽しい感じですが、カジルスさんはチームではどんな感じなんですか。

    池田 カジルスは仕事熱心ではあるんですけど、ムードメーカー、いると場が盛り上がるタイプです。

    カジルス チーム全体が明るいですよね。

    池田 チームの話でいうと「8割ふざけていて2割真面目」くらいがいいんじゃないかなと思っています。こんなこと言うとほかのチームの人に怒られそうですね。「みんな毎日忙しいんだよ」って。

    カジルス でも僕もまさにそういう感じのチームだと思っていました。仕事はもちろんみんな真面目にしているんですけど、思ったことを率直に言えるような関係じゃないと「面白い」と思っていただけるゲームを作れないんですよね。

    池田さんには、チームを率いる立場としてモットーのようなものがありそうですね。

    池田 これまで様々なプロジェクトに携わってきましたが、振り返ったときに「良いチームだったね」と言えるチームにしたいという考えがあります。「あのときのチーム、とても良かったからまた一緒に働きたいね」と思えるチームにしたいんですね。

    カジルス 仕事をしていると、辛いことがゼロということはないですけどね。

    池田 なにが辛かったの。

    カジルス 自分のミスで周りに迷惑をかけてしまったときですね。仕事中のミスと言えば、大事な報告をポップな付箋で報告したときは、ひっそり反省していました。

    池田 ああ、あれは怒ったよね。ミーティングから帰ってきたら走り書きのような付箋があって、なんか変なイラストと音符マークが付いていて、付箋で言うことじゃないだろうと。ちなみに私は怒っていましたが、周りのみんなはその騒動を見て笑ってました(笑)。

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    それはすごい。新卒ならではのエピソードですね(笑)。

    池田 ほかにもたくさんありますよ、カレー屋事件、サイゼリア事件、撮影衣装事件。

    せっかくなので、どれか1つお話しください。

    カジルス ではサイゼリア事件を、池田さんから。

    池田 ある日カジルスから「最近、毎日池田さんの夢を見るんですよ」と言われて。「夢の中で僕、池田さんとサイゼリアでご飯食べてるんです」と。それで「じゃあ、行こうか」という話になって、2人は嫌だったので他のメンバーも誘って行ったんですけど、そこに向かっている途中で「夢が現実になった」って言われて。夢が現実になるってそういうことではないんじゃないかと(笑)

    カジルス 恵比寿駅の近くのサイゼリアで、みんなテンション上がってましたよね! チーム内にサイゼリアグループもできて......あ、今度一緒に行きます?

    ......ぜひ。

    池田 本当に呼びますよ、カジルスは(笑)。

    ところで話は少し戻りますが、「夢が現実になった」というところでいうと、お二人とも「ゲームクリエイターになりたい」という夢が叶ったわけですよね。叶える秘訣のようなものがあったら教えていただけますか。

    池田 そうですね。私の場合は基本的に毎年、年明けに目標を立てて、常に達成してきています。たとえば去年は「ビジネスで使えるレベルで英語を話せるようになる」とか、一昨年は「500名規模のカンファレンスで講演する」とか。この会社に入る前に立てていた目標も「自分がディレクターを務めるゲームをリリースする」とかいろいろあったんですけど、全部達成しています。

    カジルス 僕は年ごとの目標って考えたことがなかったですけど、毎年目標を達成させるってすごいですね。

    池田 私は「目標」って「自分がやらなきゃいけないこと」だと思っていて、それって常にいっぱいあるものなんですね。その中で「今年はこれが達成できそうだ」というものにフォーカスを向けると達成しやすくなります。目標を立ててから向かうのでは遅いというか。すごいチャンスをつかめるのは運によるのではなくて、チャンスをつかむ準備ができている人が目標を達成できるんですね。だから準備って大切です。これは社会人2年目の時に思ったことなんですが。

    カジルス 今ちょうど社会人2年目なので、これから年末に向けて、来年の目標について考えます! ちなみに池田さんって、土日はどんなふうに過ごしているんですか。

    池田 土日は8時30分に起きて喫茶店に行って、午前中はずっと小説を読んでいます。2日でだいたい1冊。読み終えたら帰りに本屋でまた小説を買って、家に帰ったら気の赴くままにプログラミングをしたりゲームをしたりします。夜は映画を見に行き、帰宅後は外を走って、寝る前に英語の勉強をします。

    カジルス お手本みたいなスケジュールですね。この流れ怖いんですけど......。

    池田 カジルスは土日なにやってるの?

    カジルス やっぱり......僕は子供たちと遊びます。それ以外の日はゲームをしたり、美しいコードを書くための技術書を読んだりしています。でも、池田さんはみんなに「もっと時間を有効に使いなさい」とか言うことはないですよね。

    池田 昔は「なんでみんなもっと勉強しないんだろうな」って思っていたんですけど、今は自分のほうが珍しいのかなって思うようになりました。でもふと思ったんですけど、私の土日の過ごし方って、友達が少ないからかもしれないなって......誘われれば行くんですけど。

    カジルス 僕は日曜は子供たちと遊びます! そこは譲れません。

    池田 大丈夫です(笑)。

    お二人とも、休日にコードを書く時間があるのは共通しているようですね。

    カジルス シンプルな設計でゲームを作れるようになりたいので、新しいパソコンを買って勉強しているところです。必要なコードをパパッと書ける、効率良く実装できるゲームプログラマーを目指しています。

    池田 これは大事な話で、綺麗なコードを書くのはもちろんなんですけど、必要十分であればいいということもあるんです。そこにこだわりすぎて全然先に進まないのではなくて、必要十分なレベルさえ保ったら、あとはスキル的に幅が出るように色んなものを作っていくのがいいのではと思っています。

    エンジニアとして絶対必要なものにプログラミングの技術力があると思いますが、ほかにも必要なものがあったら教えていただけますか。

    池田 コミュニケーション能力ですね。私が今まで出会ってきた「できるエンジニア」って言葉でしっかり説明することができて、プレゼン能力も高い人です。ここでいう「プレゼン」とは会議室で行われるような本格的なものに限らず、たとえば上司やチームメンバーに話すにしても、相手に伝わるように技術の説明ができるということです。

    カジルス 採用面接でもコミュニケーション能力は大事になりますか。

    池田 そうですね。シャイでもいいんですけど、こちらの質問に対して、ちゃんと答えてくれているかどうかは大事な基準になっていますね。とくにコロプラのエンジニアの場合、技術の話やゲームの話題が多くなるので、その会話がスマートにできることは求められていると思います。

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    なるほど。では最後に、これから就職活動をする方に向けてメッセージをいただけますか。

    池田 進路でもなんでも「誰かに相談しよう」と悩んでいるときって、だいたい自分の心は決まっているものだと思います。私は仕事を選ぶときに、ライフ(好きなもの)とワーク(仕事)を分けるかどうか考えて、40年くらい同じことをするのであれば毎日楽しいことがしたいと思ったので、ゲームプログラマーになろうと決めました。あと、一度くらい失敗しても別の方向へ進めると思いますので、やりたいことにチャレンジしたほうがいいと思っています。

    カジルス 僕も同じで、やりたいものが見つかっているのであれば、それに関連することに挑戦すればいいんじゃないかなと思います。実際に手を動かさないとわからないことってたくさんあるので。迷うならやってみたほうがいいですよね。

    「やりたいことにチャレンジしたほうがいい」「迷うならやってみたほうがいい」。就職活動に対するお二人の思いは共通しているんですね。今日はありがとうございました!

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